【学園アリス】星降る夜に

第24回 ページ27

みんなが準備を再開する中。






あたしは、というと…。






A「ち、ちょっと美咲！くすぐったいんだけど！！」


美「文句言ってないで手伸ばせ！」


A「きゃーー！！！」



こんな感じで美咲と衣装の採寸中。


うるさいからって翼に教室の端っこに追いやられました。


くすぐったいのがダメなあたしには地獄でしかない…。





A/美「｢はぁ、やっと終わった…｣」


なんとか終了。


２人して叫びすぎた。


何日分かの体力を一気に使い切った感じ。





.






「ぎゃーーーっ！！｣



ﾄﾞｻﾄﾞｻﾄﾞｻｯ。




え。なに今の叫び声。


聞き覚えあるようなー。


隣を見ると美咲も、何があったんだ？っていう表情(かお)をしている。


あたし達はその声が聞こえた方に向かうことにした。








翼「チビ、特力クラス(おれら)の担任タイムトリッパーの野田先生(のだっち)」


そこに行くと、翼が誰かにのだっちを紹介していた。


のだっちは誰か(多分叫び声の主)とぶつかったみたいで床に座っている。


野「よ...よろしく」


そう言って立ち上がったのだっちの隙間から見えたのは初等部の制服を着た女の子。





ん？



あれって。





A「蜜柑っ！？」




そこにいたのは紛れもなく昨日会った少女だった。

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