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第22回 ページ25

A「そんなことより今はアリス祭だよ!

今年の特力は何やるの?」


っていっても、特力見にくる人ほとんどいないんだよねー。


模擬店祭なんて潜在系と技術系の争いなのさ。



あたしの言葉に、翼と美咲は2人で目を合わせてからてニヤッと悪い笑みを浮かべた。



翼「驚くなよ、A!今年のは今までと比べ物にならないからな」


どっから来るんだその自信。

万年最下位のくせに……。



ドヤ顔の翼が特力の教室のドアを開ける。


A「3年ぶりの特力だーい!」


叫びながら中に入ると教室内ではすでに多くの生徒がアリス祭に向けての準備を始めていた。


そのほとんどが一瞬にしてこちらを向く。


その中には見知った顔も多くて。



「Aっ!???」


「お前、帰ってきたんか!?」


「おかえりー!!」



次々に声をかけてくれるみんな。


同学年だけじゃなく先輩や後輩も。



どこの能力系(クラス)にも負けないこの特力の絆。


やっぱり大好きだな。



A「みんな!ただいまー!!」










プチ交流会をしつつ、あたしは今年の模擬店祭の出し物について説明を受けている。



美「今年の出し物は『RPG・アラジンと魔法のランプ』っていって___」



それはバラバラの能力を持つ特力のあたしたちにピッタリの内容だった。



今年はいい所まで行けそうな気がする!


万年最下位とか言ってごめんね!




A「これ殿が考えたの?てか、殿は?」


殿っていうのは、特力の代表・殿内明良のこと。


そういえばさっきから姿が見えないんだよね。


殿ならこういう時すぐに抱きついてきそうなのに。




翼「あーこれ考えたの初等部のチビ。殿は_」




「殿内君なら今は外の仕事中ですよ」

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一花(プロフ) - はのんさん» ありがとうございます!完結できるように頑張りたいです! (2018年7月30日 21時) (レス) id: f2a38b6517 (このIDを非表示/違反報告)
はのん - とっても面白いです。早く続きみたいです。 (2018年7月25日 18時) (レス) id: e7dd1b3147 (このIDを非表示/違反報告)
一花(プロフ) - 梨衣さん» ありがとうございます!更新遅いですがこの先も読んでいただけたら嬉しいです! (2018年4月29日 19時) (レス) id: f2a38b6517 (このIDを非表示/違反報告)
梨衣(プロフ) - 凄く面白いです!更新頑張って下さい! (2018年4月28日 7時) (レス) id: 420c56ea6c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:一花 | 作成日時:2017年9月17日 19時

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