プロローグ2 ページ3
「相変わらずでっかいなぁ」
学園の正門前に立つ1人の少女。
「天宮様ですね。どうぞこちらへ。」
門が開き学園の者が少女を中へと誘導する。
少女が門の内側に入るとすぐに門は閉じられた。
__1度入学したら卒業するまで学園外には出れない__
それが、【アリス】を持ち合わせ【アリス学園】へ来た者の使命。
だが
今、そのアリス学園に足を踏み入れたのは1度学園を出た少女である。
「ただいまっ」
少女は、学園に向かって微笑んだ。
そして、黒塗りの少し大きな車に乗りこむ。
____________
『ただいまっ』
っ!?
少女の声にたった1人反応した者がいた。
でも聞こえるはずはない。
ここは高等部。
正門からは学園内で最も離れている場所だ。
だが、感じた。
彼女の声を。
(戻ってきたのか、__。)
誰にも聞かれない小さな声で呟く、
「おかえり」
と。
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一花(プロフ) - はのんさん» ありがとうございます!完結できるように頑張りたいです! (2018年7月30日 21時) (レス) id: f2a38b6517 (このIDを非表示/違反報告)
はのん - とっても面白いです。早く続きみたいです。 (2018年7月25日 18時) (レス) id: e7dd1b3147 (このIDを非表示/違反報告)
一花(プロフ) - 梨衣さん» ありがとうございます!更新遅いですがこの先も読んでいただけたら嬉しいです! (2018年4月29日 19時) (レス) id: f2a38b6517 (このIDを非表示/違反報告)
梨衣(プロフ) - 凄く面白いです!更新頑張って下さい! (2018年4月28日 7時) (レス) id: 420c56ea6c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:一花 | 作成日時:2017年9月17日 19時