検索窓
今日:3 hit、昨日:7 hit、合計:20,108 hit

脱出 ページ8

Aとアナキンは、気絶しているオビ=ワンを担ごうとした。
しかし、パルパティーンはそれを許さなかった。

パ)二人とも、時間がないぞ。ぐずぐずしているとまた見張りのものがやってくる。

貴)オビ=ワンを置いて行けと仰るのですか?

ア)そんなことはできません。運命は彼と共にします。

さすがにA一人でオビ=ワンを担ぐことは出来なかったので、アナキンが肩に彼をのせた。

貴)急ぎましょう。

迷路のように続く廊下を走る。

しばらく行くと、行く手にエレベーターが見えてきた。

ア)R2、エレベーターを動かしてくれ。エレベーター3224だ。

アナキンがコムリンクでR2に語りかけた瞬間、急に船が傾き、A、オビ=ワン、アナキン、パルパティーンはエレベーターの通る空間に滑り込んでしまった。

アナキンが柱をつかみ、担がれたオビ=ワンにAが、抱きつく、というよりしがみついた。パルパティーンはAの足をつかんだ。

はっきり言って痛かったのだが、最高議長だから仕方がない。

船が、再びぐらりと傾き、オビ=ワンは壁に頭をぶつけ、意識を戻した。

目を開けると、アナキンが必死で何かにつかまっているし、Aが自分にしがみついているし、最高議長が髪の乱れるのもままにAの足を白くなるほどつかんでいるしでオビ=ワンは頭がぼーっとしたのだが、どうやら緊迫した状況であるということは分かった。

オ)何か見逃したかな?

ア)今、ちょっとした問題にぶつかっているところです。

オ)A、何があったん…。

その時、四人には上から不吉な音が聞こえた。

R2がアナキンからの指示を聞いてエレベーターを起動したのだ。

ア)R2、エレベーターを止めろ!!

貴)間に合わないわ、飛んで!!

アナキンは柱から手を離し、四人は下に滑り落ちた。

下の階のドアが見えたとき、A達はワイヤーを壁につけ、一気にその階へ滑り込んだ。

ア)ふう…。

貴)なかなか大変だったわね。

床に倒れ、息を切らしながらAは呟いた。

グリーヴァス将軍→←「過激な交渉」



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (26 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
36人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

まいまい(プロフ) - 楽しみにしてます^^ 更新頑張ってください (2016年7月11日 23時) (レス) id: f797efffce (このIDを非表示/違反報告)
アリソン - はるるんダヨさん» いえいえ、早速読んでいただいてありがとうございます!ページが移りましたが、リクエストや感想お待ちしています! (2016年3月17日 15時) (レス) id: 2876ab4a12 (このIDを非表示/違反報告)
はるるんダヨ(プロフ) - アリソンさん» リクエストのやつありがとうございました!面白かったです!これからもいろいろリクエストしてもいいですか?っていうかします! これからも頑張ってください! (2016年3月17日 8時) (レス) id: afb787af0b (このIDを非表示/違反報告)
アストロメク - 主人公ちゃんとオビ=ワンが恋人喧嘩しちゃってアナキンが仲立ちするお話ってリクエスト出来ますか?時間に余裕があればで全然構わないですし、面倒くさいリクエストになってしまいすみません。これからも頑張って下さい\(^o^)/ (2016年3月16日 22時) (レス) id: 747d9cb02c (このIDを非表示/違反報告)
アリソン - はるるんダヨさん» リクエストありがとうございます!早速書かせていただきます!本当にコメントや評価が私の糧なので笑感謝しています! (2016年3月16日 21時) (レス) id: 2876ab4a12 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:アリソン | 作成日時:2016年3月15日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。