黒木の幼馴染！【探偵チームｋｚ事件ノート】

幼馴染が四十四人 ページ47

紗月side


今日は予定通り野球部の備品を買いに来た。


『予想通りでしかない。』


悠飛「そりゃな、俺が迂闊に他の奴と一緒に行かせるわけないだろ。」


『そう言われた時になんて返したらいいのか返答に困るよね。』


いつからか分からないが気が付いたら、今のように悠飛からアピられるようになっていた。


あ、これナルシとかじゃないから！悠飛本人から言われたんだからね！


『にしてもガチでユニ汚かったわー。あれは手洗いの次元じゃない・・・。』


悠飛「さんきゅ、そこまでなら洗濯機は帳高性能のやつ買おうぜ。したら楽になるだろ。」


その言葉に力強く頷いた。


『じゃ行こーか。』


悠飛「おう、何処からだ？」


『まずはね____』


――――二時間後。


悠飛「これで一通り買ったか？」


『多分・・・。』


若干買い残しがあるかもしれないという不安が拭えないのでリストを取り出し確認する。


『洗濯機✓、洗剤✓、洗濯籠✓、棚✓、ワックス✓、ワックス塗るブラシ的な奴✓、ウォーターサーバー✓』


一つ一つ確認していると、悠飛が横からメモを覗き込んできた。


悠飛「ん、全部買い終わってんな。全部運ぶように頼んだんだろ？」


そう、私は荷物持ちといって彼を呼び出した。


だが流石に重すぎるということに気付いたので、全部洗濯機と一緒に業者に頼んだのだ。


『まあ、一人で買い物って結構寂しいし、慰め要員だったってことで。』

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