黒木の幼馴染！【探偵チームｋｚ事件ノート】

幼馴染が三十人 ページ32

美門side

いきなり出てきた黒木に若干びっくりしながら問いかける。


美門「えーとちなみにいつから？」


黒木「アーヤの「黒木くんってわかるよね？」ってとこから」


うわ結構序盤。ってことは・・・。


黒木「月と来てるんだ。」


やっぱ知ってるか。


七鬼「来てる。若武と小塚と上杉の方だけど。」


黒木「そっか。でもまだ合わせる顔もないしちょうど良かったかな。」


合わせる顔、ね。


ん？じゃあなんで出てきた。


美門「黒木、話があるんなら手短にね。今日は若武も機嫌悪い気がするし」


というか間違いなく悪い。三咲と紗月。2人が2人してイレギュラーな動きしかしない人材だ。


翻弄されてご立腹に違いない。


黒木「分かってる。その若武に伝言。―――月のこと、あんま深堀りすんな、ってね。」


黒木はそれだけ言うとさっと踵を返しすぐに人混みに紛れて見えなくなった。


七鬼「意味分かんね」


ホントにそうだ。さて、若武になんて言おうかな。

幼馴染が三十一人→←幼馴染が二十九人

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す