Story53 ページ13
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///ギィィィィッ・・・
鈍い音を立てて、ドアが開く。
そこにいたのは...俺たちが探していた―・・・
Aの姿があった。
・
篤志「A・・・」
Aは気を失っているみたいで・・・
―・・・そして、Aの頬には涙の痕―・・・
それを俺は人差し指で軽くなぞる。
篤志「Aっ・・・ごめんな・・・っ・・・!!」
怖かっただろう、分かってる。
Aのことは俺と倉間が1番良く知ってる。
篤志「A・・・俺のせいで・・・」
俺はAの小さな体を優しく抱きしめた。
冷たかった・・・。
それはそうだ。長い時間こんな場所に居たのだから・・・。
・
篤志「ごめん」
聞こえてるか分からないけど、また償いの言葉を呟く俺。
Aにキスをしようとして―・・・俺は止まる。
篤志「Aをこんな目にあわせた俺に―・・・
Aにキスする資格なんてない―・・・」
いや、触れることすらも―・・・
・
倉間「Aっ・・・」
―・・・近くで、倉間の声がする。
俺はここにいちゃいけない。
Aをそっと離すと、俺は自分の上着をAにかけた。
篤志「A・・・本当にごめん」
・
そう1言、残して・・・
俺は倉庫を出た。
倉間がすぐ分かるように、
扉を少し、開けたままにして―・・・
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アラジン - どっちも!!っていう選択肢で、三人で同居!!って、どっすか? (2020年1月17日 20時) (レス) id: d6092fc1ee (このIDを非表示/違反報告)
合田美桜 - もう二人にはキュンキュンさせられてばっかです!(\・ ・*/) 私どっち何て絶対選べない! (2018年4月6日 19時) (レス) id: fc969c5b27 (このIDを非表示/違反報告)
伊勢天 - 感動しました! (2017年12月24日 16時) (レス) id: 7c89436af4 (このIDを非表示/違反報告)
月風ほのか(プロフ) - 私だったら同い年君の方選ぶかな〜?( 〃▽〃)← (2017年12月21日 17時) (レス) id: 564400f237 (このIDを非表示/違反報告)
ネイ(プロフ) - 最後の選択はどっちも!!って言いたいなー(笑)だってどっちも大切な人にしたから、この3人で居るの好きだなっていうの共感しました!!!!! (2015年11月8日 9時) (レス) id: 1a34b8513c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雨雪ありん** | 作成日時:2012年1月11日 17時