【名前変換オリジナル】 幼馴染と私と彼と・・・。

Story17 ページ17

―――


AＳｉｄｅ 〜過去〜


―何年か前の町の花火大会。
　
　私は幼馴染２人に連れられて祭り会場に行った―・・・


A「え〜っとね・・・つぎはわたあめがたべたい！」


倉間「・・・おいっ！A、はしるとあぶない・・・」


まだ小さかった私は慣れない浴衣の裾を踏み、

転んでしまった。


A「・・・いたいよぉ・・・」


転んだ私に気づいて、２人が駆け寄ってくる。


篤志「・・・だいじょうぶか？」


倉間「・・・だからはしるとあぶないっていったんだ・・・」


私の膝には小さなすり傷。今思えばそんなに痛くなかったんじゃないか、

と、思うのに、私は泣いてしまった。


倉間「・・・A・・・」


篤志「・・・なかないで・・・いたくないから・・・」


２人がそう言ってくれるのに、私は泣きやまない・・・。


そんな私を見て、２人は二言、三言、言葉をかわした―・・・

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