ありがとう。今でも好きです【d!】

24話 ページ25

『あー、朝の事かも』

ひ「朝？」

『そう、昨日大先生と遊んでたの見かけたらしくて、シャオロン勘違いしてて"友達として遊んでた”って言ったらびっくりしてたから』

ひ「まぁいつも色んな女子と遊んでる奴が急に友達として遊んだなんて驚くよね」

鬱「終いにはシッマも食いついてきた…」


ほんと大先生のことになると楽しそうに来るよねコネシマ


ｼｮ「大先生はなんて言ったんすか？」

鬱「まぁ俺も友達って言ったで。変なことはせーへんってな」

ひ「次は発言を聞いた2人がAちゃんのところに来そうだよね」

ｼｮ「A先輩、クソ先輩がウザかったら俺に言ってください」

『うん』


ショッピくんはコネシマに対して殺意高いってことが最近わかった。前世ではあまり個人の事について話した記憶がないから話して始めて知ることもあった。楽しい…



そこから解散して午後の授業。
…さっきからシャオロン視線がすごい。まぁ大先生の事だろうな。そんなに？そんなに気になる？

空き時間も何か聞きたそうなシャオロンを避けてた。でも問題は…


ｼｬ「Aちゃん待ってや」

『…いやです？』


回避無理でした



ｼｬ「なんで疑問形？まぁ、あと帰るだけやろ？」

『…そうだよ』

ｼｬ「せやろ？いやでも大先生と友達かぁ〜。大先生も言ってたんやで友達って。下心も無く女子と出かけるなんて…」


確かに大先生の女癖は理解してる。だからってそんな珍しそうな顔して見ないで…


ｼｬ「てかどこで知り合った？」


いやもう質問攻めやばい、どうしよ…


ｺ「シャオロン！大先生の友達ってのは誰や！！」


勢いよく開いた教室のドア

コネシマ！？

なんでこのタイミングで…てか声が大きい。ほら周りの人ザワついてるじゃん。


ｼｬ「おぉシッマ！この子やで！」


なんで答えた？
…終わった。私の高校生活終わった。
もう周りの人どころかゾムとアイリちゃんまでもこちらを見てる。最悪だ…
そんことをお構い無しにコネシマはずんずんこちらに向かってきた。

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