17話 ページ18
…いやたまたまいるだけかもしれない。
そんな事ないよね…でも呼ばれる理由は、前世？
『行かなきゃわからないよね』
私はショッピくんの所に向かった
ｼｮ「！？…A先輩」
近づくとショッピくんはすぐにこちらに気づいた。
『えっと…ｼｮ「記憶あるんですよね」
『え？』
ｼｮ「ひとらんさんと話してるのみちゃって…すみません。A先輩は記憶あるんですよね」
『う、うん。ある。みんなのことも覚えてる』
ｼｮ「…すみませんでした」
『え、ショッピくん』
ｼｮ「俺も覚えてます。ずっと、ずっと後悔してたんです…。幹部に入って皆さんがA先輩に対してだけ違う対応ってのに気づいて、でも俺は見て見ぬふりをした。A先輩のこと無能なんて思ってないのに無能扱いした。」
『…』
ショッピくんの顔が俯いててよく見えない。でも声が震えていた。手も震えてる。ねぇそんなに追い込まないで
ｼｮ「幹部を辞めるって聞いて追いかけようとしたんです。でもっ俺がかける言葉なんて見つからなくて…A先輩を苦しめたのは俺達なのに戻ってきてくれなんて、言えなくて…そんな自分にも腹が立って」
ショッピくんの手に力が入っていた。とても悔しそうに。私はそれを涙を流して聞いていた。
ｼｮ「許してもらえるなんて思ってないです。でも謝らせてください。すみませんでした」
そんなに頭を下げなくていいのに…
『ショッピくん、顔上げて？ねぇ…責めないでよ…』
ショッピくんの肩を掴んだ
『そんなに自分を責めないでよ…やだよ。私なんかで苦しまないでよ…許すよ…私はみんなを責めてない』
ｼｮ「…先輩は優しすぎますよ」
そう言ったショッピくんの瞳には涙が溜まっていた。
ｼｮ「俺は許さないでください。」
『え？』
ｼｮ「甘えちゃダメな気がするんすよ、俺は苦しまなくちゃいけない気がして。A先輩に許されることがどんなに幸せか。…だからせめて俺だけは恨んでて下さい」
『…何言ってるの？恨めないよ？』
ｼｮ「ほんとすみませんでした」
失礼しますとショッピくんはこの場を離れようとした
このままでいいの？違う。またみんなと笑いたい。一緒にいたい
ひ「希望を持って」
ひとらんが言ってた。希望を持っていいんだよね…
『ショッピくん！』
私はショッピくんの腕を掴んだ。
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夢桜(プロフ) - 雪だるまさん» コメントありがとうございます！嬉しいです！今世も頑張ります！ (2020年2月19日 7時) (
レス) id: b9ddcf0a96 (このIDを非表示/違反報告)
雪だるま - 前世のストーリー読んでいたらボロ泣きしてしまいました(笑)・゜・(ノД`)・゜・。これからも更新頑張ってください！(*´∀｀*) (2020年2月19日 2時) (レス) id: 21e85ba670 (このIDを非表示/違反報告)
夢桜(プロフ) - 藤堂玲衣さん» コメントありがとうございます！すみません…口調に関しては他の小説の方なども参考してますので。めうは基本言わない方だというのも理解してます。気をつけますね (2020年2月17日 16時) (レス) id: b9ddcf0a96 (このIDを非表示/違反報告)
藤堂玲衣(プロフ) - 凄く面白いです！続き頑張ってください！後、マンちゃんなんですが……こんなにめうめう言ってる人じゃないです……突然すみません…… (2020年2月17日 14時) (レス) id: 1be80122a6 (このIDを非表示/違反報告)
夢桜(プロフ) - 花風雪さん» コメントありがとうございます！誤字指摘ありがたいです！頑張ります！！ (2020年2月2日 1時) (レス) id: b9ddcf0a96 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夢桜 | 作成日時：2020年1月16日 23時
