11話 ページ12
ひ「…俺はAの事今でも仲間だって思ってる。」
『え』
信じていいの?また無能って言われる…?
信じてる人に否定される思いはもうしたくない
ひ「睨んだり無能って言ったりで信じて貰えないかもしれない、けど今俺はAの事仲間だって思ってる」
その瞳は真っ直ぐで力強い瞳だった。そうだ、知ってる。
『ひとらんは真っ直ぐだよね』
ひ「え?何が?」
『意思が真っ直ぐしてるって思う。相手をちゃんと見て話すし、正々堂々っていうか…難しいけど』
ひ「わかってないじゃんw」
『でもねひとらんの目を見ればわかる。ひとらんが意志をちゃんと持ってる時は真っ直ぐな目してるなって思う』
前世でそんなこと言った記憶がある。
今のひとらんの目はとても真っ直ぐ…
どんなに言われてもそれでも信じてた。大丈夫…
『ひとらんありがとう。すごく、嬉しい…。私もひとらん、みんなのこと仲間だって信じてた』
ひ「A…ほんとにごめん。ほんとに…」
『ひとらん、許すから…もう謝らないで』
ひ「…だめだ。許したらっ」
『ねぇ許させてよ…またひとらんと花見たい。野菜も収穫したい。また沢山お話して思い出作りたい』
全部紛れもない本心で、またあの時みたいに戻れるなら…
ひ「…いいの?」
『うん、当たり前だよ』
ひ「…ありがとうっ」
泣き疲れ他2人は近くのベンチに座った。
ほんと疲れた
ひ「A涙でメイクボロボロだよ」
『わかってるよ…』
ひ「でも見ない間に大人っぽくなったね」
『私だってお洒落したいよ!…ねぇひとらん』
ひ「なに?」
『なんでひとらん私の事覚えてるの?ペ神から聞いた話じゃみんな私の記憶ないって…』
ひ「俺は生徒会メンバーの中で唯一記憶はっきり覚えてたらしいんだ。俺だってみんながAのこと知らないって知った瞬間驚いた。だから周りに合わせてた」
『なるほど…』
ひ「俺も今知ったけどペ神も記憶ほとんどあるんだね」
『あ、聞いてなかったんだ。お互い周りに合わせてたのあるかもね』
ひ「そうだね。あ、そうだショッピくんとチーノも記憶はあんまりかもしれない。一応覚えてるらしいけど…」
『たぶん2人とも覚えてないよ』
ひ「…A、俺はねみんなに思い出して欲しいと思ってる」
1227人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
夢桜(プロフ) - 雪だるまさん» コメントありがとうございます!嬉しいです!今世も頑張ります! (2020年2月19日 7時) (レス) id: b9ddcf0a96 (このIDを非表示/違反報告)
雪だるま - 前世のストーリー読んでいたらボロ泣きしてしまいました(笑)・゜・(ノД`)・゜・。これからも更新頑張ってください!(*´∀`*) (2020年2月19日 2時) (レス) id: 21e85ba670 (このIDを非表示/違反報告)
夢桜(プロフ) - 藤堂玲衣さん» コメントありがとうございます!すみません…口調に関しては他の小説の方なども参考してますので。めうは基本言わない方だというのも理解してます。気をつけますね (2020年2月17日 16時) (レス) id: b9ddcf0a96 (このIDを非表示/違反報告)
藤堂玲衣(プロフ) - 凄く面白いです!続き頑張ってください!後、マンちゃんなんですが……こんなにめうめう言ってる人じゃないです……突然すみません…… (2020年2月17日 14時) (レス) id: 1be80122a6 (このIDを非表示/違反報告)
夢桜(プロフ) - 花風雪さん» コメントありがとうございます!誤字指摘ありがたいです!頑張ります!! (2020年2月2日 1時) (レス) id: b9ddcf0a96 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:夢桜 | 作成日時:2020年1月16日 23時