12手紙 ページ14
神流は一瞬
何を聞いたのかと思った。
あの神威から、あの団長から、
思いもしなかった言葉が出たからだ。
神威「神流、俺はね。毎日の様に
窓の外ばかり見つめてる
神流を見たくない。
そんな奴と話をしても、
……なんにも面白くない。
楽しみも、喜びも、何も感じない」
だからーーーー、
と言いつつ神威は神流を
ニコッと微笑みながら言った。
神威「何かあるんだろ?
俺達に話して損はないよ。
だって、神流の力に
なりたいと思っているんだから」
ネ?と最後に付け足し、
神流を笑顔で見る神威。
神流「でも、私は……」
神流は言おうか、
言うまいか迷っている。
でも覚悟を決めて口を開いた。
神流「……話したくない。
話したくないんだよ、団長。
もう、私の事はほっといて。
話せばきっとあんた達は…
いや……私はもう、
あんた達のそばにはいられなくなるから」
そう言うと神流は
神威の手からアルバムを取り、
「それじゃ、またね」と2人に告げると
静かに部屋のドアを閉めた。
阿伏兎はハーッと
ため息まじりに喋り始めた。
阿伏兎「……どうするよ?」
神威「うーん。困ったね」
そう言う神威は
いつもの笑った顔に戻っていた。
阿伏兎「困ったね、
じゃねェだろーがバカヤロー。
作戦、失敗ってか」
団長、戻るぞ。
と言う声で神威が一歩足を
踏み出したーーーー
その時だった。
神威「ん?」
神威の足元に何やら茶色の封筒が。
神威「なんだ コレ」
阿伏兎「どうした、団長」
これは……と言いつつ阿伏兎は
それを手に取る。
阿伏兎「さっきまで無かったから
神流が落としたのか?…とすると、
あのアルバムに入ってた可能性が高いな」
神威「で、なに?それ」
阿伏兎は封筒をマジマジと見る。
阿伏兎「…こりゃー、
手紙だな」
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カピバラ´-ω-`)(プロフ) - 藍音さん» 最後までコメントして頂き、本当にありがとうございます! ちょこちょこ神楽などのキャラもだそうと考えています☆ その分神威達の出現率が低くなる場合が…!泣 地球編でも、こった 話を書くぞオオオ!! 次回作もぜひご覧下さい!! (2016年7月14日 16時) (レス) id: 117fc41f06 (このIDを非表示/違反報告)
藍音 - 次は地球が舞台ですか♪ とっても楽しみです♪ 神楽ちゃんとか出てくるんですか? (2016年7月14日 7時) (レス) id: d7bf34ca35 (このIDを非表示/違反報告)
カピバラ´-ω-`)(プロフ) - お待たせしました!!笑 天人を動かす洸…なんだか変な感じですが、やっぱり平和が一番ですね☆(・∀・) はい!!続編にもぜひ 来てください!!!!(*^▽^*) (2016年7月9日 14時) (レス) id: 117fc41f06 (このIDを非表示/違反報告)
藍音 - お久しぶりです♪ コウさんしっかり者ですね! 続編楽しみにしてます!!!!! (2016年7月8日 20時) (レス) id: d7bf34ca35 (このIDを非表示/違反報告)
カピバラ´-ω-`)(プロフ) - 藍音さん» 返信遅れてすみません!!!!(´;ω;`) 主人公の神威に対しては ただの恋愛ではないんですヽ(*´∀`)ノ 尊敬する人、としてなんですね(´ω` ) もうそろそろ完結です!! \( ˙ω˙ )/ (2016年7月1日 18時) (レス) id: 117fc41f06 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:カピバラ´-ω-`) | 作成日時:2016年4月30日 23時