105話 春林檎 ページ8
目を、覚ました。
「んっ……」
むくりと起き上がると、Aは違和感に襲われる。
「ここ…わたしの部屋じゃ…ない？」
きょろきょろと部屋を見回す。
何でだろう…同じような作りのはずなのに…
「あ…気が付きましたか？」
さっ…と障子が開かれる。
Aが声のした方を見てみると、自身より幾つか歳上と見られる男性が立っていた。
「私の家の前に倒れていたのです。凄い熱があります…大丈夫ですか？」
そう言われてみると…体がだるい。ふらふらする…
男性はAの肩を優しく押して布団に寝かせた。
「もう少し安静にしていてください。」
あまり感情の変化が見られない整った顔立ちは、ほんのすこしだけ微笑んでいるようにも見えた。
「あの…ありがとう、ございます。失礼ですがお名前は…？あ、わたしは九條Aと言います。」
「Aさん…ですね。私は…」
『本田 菊と申します。』
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春林檎(プロフ) - 黒バイさん» ２回目のコメントありがとうございます！part4は、お昼頃公開予定なので、見てくださったら嬉しいですっ！！ (2017年1月8日 0時) (
レス) id: 221aebefe1 (このIDを非表示/違反報告)
黒バイ - お二人さんPart4楽しみにしています！ (2017年1月8日 0時) (レス) id: 97aeb434f0 (このIDを非表示/違反報告)
春林檎(プロフ) - 黒バイさん» コメントありがとうございます！そう言っていただけて、とても嬉しいです！私達も日々努力していくので、よろしくお願いします！！ (2017年1月3日 19時) (レス) id: 221aebefe1 (このIDを非表示/違反報告)
黒バイ - 春林檎様、ミントレモネード様、この小説面白いですね。更新楽しみにしています。 (2017年1月3日 11時) (レス) id: 36a06f7802 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：春林檎、ミントレモネード | 作成日時：2016年12月30日 18時
