第97話 ページ1
Aside
あの騒動があって早1週間が過ぎていた。
首筋には包帯が巻かれ、少しずつ痛みは引いてきており、傷も小さくなってきた。
ある日、学園長先生やほかの先生から呼び出された。
その内容は今後の事だった。
条件を出され、その条件を飲まなければ外に出れなさそうなので飲む他なさそうだ。
その条件とは
1.常に忍たま、もしくはくノ一、教師と共にいること。1人にはならない。
2.無茶はしない。何かあれば直ぐに大声を出して他の生徒を呼ぶこと。
3.外に出る際には最低2人誰か付き人をつけること。その付き人は忍たまでも、くノ一でも、教師でも問わない。
の3つだった。正直そこまでしなくても……と思ったが、あの暗殺者の残党がまだ狙っていないとは限らない。ということなので、仕方なく飲むことにした。
部屋を出ると、とある約束事を思い出した。
伊作くんからの約束だ。
一週間に一度検診をするため、医務室に来てね。ということを伝えられており、今日がその日だったため、医務室に向かうことにした。
その間、気配を感じており、その気配が先生たちのものだと直ぐにわかった。
どうやら、常に誰かと居なければいけないという条件からか、付き添ってくれているようだ。
心配症だなぁ……プライベートもクソもねぇじゃん……汗
そうして、医務室につき、障子をノックする。
すると、中から伊作くんが出てきて、医務室の中に入れてくれた。
伊作「いらっしゃい、体調はどう？」
『元気だぞ！保健委員会のみんなのおかげでだいぶ良くなった！』
伊作「それなら良かった、えと…………」
数馬「三反田数馬です！！忘れないでくださいよ！！」
伊作「冗談だよ数馬。お湯を持ってきてくれるかい？」
数馬「わかりましたァ……」
と不貞腐れたように唇をとがらせてお湯を取りに行ってくれた。伊作くん。その冗談は傷つけるタイプの冗談だよ。
伊作「さて、首筋を見せてくれるかい？」
と言われ、首筋を見せると、丁寧に包帯を外していき、傷を見るようにしていた。
伊作「うん、傷が小さくなってきたね、良かった良かった。でもまだ無理に動かしちゃダメだよ？傷が開いちゃうからね。」
『はぁーい……治るのいつ頃になりそう……？』
伊作「うーん……3週間くらいかな。絶対安静にしてればね、この塗り薬、ちゃんと毎日塗ってるみたいだしね」
と話をしている間に適切な処置をして貰い、新しい包帯を巻き直してもらった。
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しのぶ - 夢主ちゃんが凄くかっこよくて好きです！更新を頑張ってください！ (2022年12月30日 13時) (
レス) @page11 id: 0ed4fa3946 (このIDを非表示/違反報告)
ホットパイ - こんにちは！！ お話の内容が面白くて分かりやすいです！！ 夢主ちゃん場所変わって欲しい！！ これからも無理のない範囲で頑張ってください (2022年10月19日 19時) (レス) id: 1514e3e318 (このIDを非表示/違反報告)
雅 - すみませんが、またお願いしていいでしょうか…？😣💧🙏今度は「予算会議見学編」とか、「忍術学園の文化祭編」っというリクエスト (2022年10月16日 19時) (レス) @page2 id: 4f4447b9aa (このIDを非表示/違反報告)
雅 - 六年生の生徒達が助けに来てくれてよかったです！！心からホッとしました！！😂✨喜八郎君の猫っぽい面、可愛いかった…/////(~_~;)良い👍 (2022年10月9日 22時) (レス) @page11 id: 9f4c54b48a (このIDを非表示/違反報告)
雅 - 喜八郎君は夢主さんを守ることができるのかが心配です…😥でも、夢主さんが言ってる台詞と本音はよく分かります。「私と同じだ…🥲」っと思って😌 (2022年10月1日 19時) (レス) id: 73961df6ed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Spring | 作成日時：2022年9月25日 1時
