第26話 ページ28
Aside
留三郎「はぁー!??お前は逆にやりすぎなんだよ文次郎!!下級生を叩き起してまで鍛錬に付き合わせるな可哀想だろ!!予算よこせ!!」
文次郎「うるさい!計算が合わなかったから仕方ないだろう!!予算はやらん!!却下だ!!」
伊作「2人ともやめなよォ〜下級生が怯えてるだろう〜汗」
留三郎/文次郎「伊作は黙ってろ!!」
などと何やら不穏な空気が漂っており止めようとオロオロしていると、三木ヱ門くんに肩を叩かれ、振り返ると呆れた顔をして首を横に振っていた。
三木ヱ門「いつもの事ですのでお気になさらないでください……あの二人の間にはいるとあなたも怪我をしかねない。こちらに……」
と手を引かれるがまま連れていかれ、会計委員会の部室に入る。
すると、書類は散乱しており、まるで初めて事務室に入った時の光景と同じような感じで少し驚いた。
三木ヱ門「実はこの山がまだ片付いて居ないんだ……一年坊寝るんじゃない!!さっさとこの山片付けて終わらせるぞ!!ユリコはここで待っているんだぞ……必ず後で迎えに来るからな……」
と既に眠そうな2人を起こし、4人が席に着いて書類を見ていた。
その4人に続いて端に座るようにして書類を見ると、簡単に計算が出来たので、白紙の紙に計算したものを書き留めておくと、みんなが驚いた顔をしていた。
三木ヱ門「そろばんもなしで計算しているなんて……」
左門「しかも全てあっている……」
団蔵「凄すぎる……しかも計算速度が早い……」
左吉「いくら優秀な僕でもそこまではできない……」
など色々言われていたが、自分がいてもこの量はさすがに捌ききれないので、『ボサっとしてると本当に終わらないよ。計算一緒にするから、一緒に頑張ろう』と言うと、目を輝かせて嬉しそうにしながらはい!と答えて計算していた。
会計委員会はいつもこんなことをしているのか……通りで文次郎くんの目の下に隈ができているわけだ……
計算をするのは嫌いじゃないので、できる限りの計算をして、後は他の子達がちゃんとできてるか確認する。
『あ、ここ1桁数字間違えてるよ、多分こうじゃないかな』
左門「あぁ!本当だ!危ない危ない……ありがとうAさん……」
『大丈夫だよ、寝ずにこんな計算続けてたらそりゃ間違えちゃうよね、頑張ってえらいね』
と言い、頭を撫でるようにすると、少し頬を赤らめて嬉しそうにしていた。それを見ていた他の子達もウズウズとしており、思わず撫でてしまった
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スイちゃんのご友人のご友人 - ドゾッ【輸血】三c⌒っ.ω.)っ シューッ (2023年2月2日 1時) (レス) @page8 id: 5ad601e96f (このIDを非表示/違反報告)
スイちゃんの姉貴的存在のご友人 - 最高(^^ω)輸血パックをください、、、、、 (2023年1月20日 22時) (レス) @page50 id: b07dd8e215 (このIDを非表示/違反報告)
Spring(プロフ) - 雅さん>>素敵なコメントありがとうございます!面白いと言っていただけて嬉しいです!綾部くんと食満先輩かっこいいですよね……!☺️❤これからも沢山出していきたいと考えていますのでどうぞこの作品をよろしくお願いします☺️ (2022年9月1日 21時) (レス) @page40 id: bb9c13b2cc (このIDを非表示/違反報告)
雅 - 私の推しキャラは、綾部喜八郎君と食満留三郎先輩ですね…😅💓他の上級生のキャラも良い☺️✨👍いちばんの中では、綾部喜八郎君ですね…😭(泣き恥) (2022年9月1日 20時) (レス) id: 3a6985dc21 (このIDを非表示/違反報告)
雅 - コメント失礼します。Springさんが作成した忍たまの小説、読んだら面白くて、見入ってしまいました(笑)続きが気になるぐらい😅 (2022年9月1日 20時) (レス) @page17 id: 3a6985dc21 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Spring | 作成日時:2022年8月30日 5時