第41話 ページ43
Aside
優しく孫兵くんの頭を撫でて、ご飯を食べ進めていくと、色んな話を教えてくれた。
三之助くんは体育委員会で、小平太に振り回されているということや、用具委員会の作兵衛くんは留三郎くんに憧れを抱いていること。
藤内くんは作法委員会で、仙蔵くんや喜八郎くん達と生首フィギュアで実験をしていることなど、主に委員会のことにはなるが色んな話を教えてもらうことが出来た。
色んな委員会があって、活発に委員会活動しているということなどは書類で見たけど、どのようなことをしているかなどは知らないため、3年生のおかげで楽しい食事が出来た。
食べ終えると、既にほかの3年生の子たちは食べ終えていたらしく、食べ終わるのを待ってくれていた。
優しいんだなぁ……と思いつつ、お礼を言い食器を運ぶと、孫兵くんが着いてきてくれ、その後ろでは左門くんと三之助くんが、全く違う方向に行こうとしたのを止める藤内くんと作兵衛くん、さらにその後ろで数馬くんと伊作くんがぶつかり色々ひっくり返していた。
さすがに数馬くんが心配で、『ご馳走様おばちゃん！美味しかったよ！』と食器を置き、数馬くんと伊作くんの傍に駆け寄ると、謝りながら片付けていたので、自分も手伝うようにする。
伊作「！！Aさん！ごめんね……片付けを手伝ってもらっちゃって……」
『気にしなくていいよ、伊作くんも数馬くんも怪我はない？』
数馬「はい！大丈夫です……伊作先輩すみません……僕がぼーっとしていたからご飯をこぼしてしまって……」
伊作「！数馬のせいじゃないよ、僕もよそ見しちゃってたし……とにかく片付けよう！ご飯ならおばちゃんに頼んで作ってもらうからさ」
食堂のおばちゃん「その……善法寺くん、そのランチで最後だったのよ……」
伊作「えぇ！？ふ……不運だ……」
食堂のおばちゃん「お……おにぎりかなにか作るから待っててね」
と中に入っていったのを確認して、少し伊作くんが可哀想だな……と思いつつも無事に片付けを終え、申し訳なさそうにしている数馬くんに対して背中をぽんと叩くようにする。
『こういうこともあるって、仕方ないよ！それに数馬くんも、伊作くんも怪我しなかったのは幸運じゃない？ね？不運だ……ばかり考えないで、幸運なことも考えればいい事あるよ！』
と励ますと、少し元気を取り戻したようにはい！と返事をして3年生の元に向かった。人を思いやれる優しい子達ばかりでホワホワとしたなぁ……
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スイちゃんのご友人のご友人 - ドゾッ【輸血】三c⌒っ.ω.)っ ｼｭｰｯ (2023年2月2日 1時) (
レス) @page8 id: 5ad601e96f (このIDを非表示/違反報告)
スイちゃんの姉貴的存在のご友人 - 最高(^^ω)輸血パックをください、、、、、 (2023年1月20日 22時) (レス) @page50 id: b07dd8e215 (このIDを非表示/違反報告)
Spring(プロフ) - 雅さん>>素敵なコメントありがとうございます！面白いと言っていただけて嬉しいです！綾部くんと食満先輩かっこいいですよね……！☺️❤これからも沢山出していきたいと考えていますのでどうぞこの作品をよろしくお願いします☺️ (2022年9月1日 21時) (レス) @page40 id: bb9c13b2cc (このIDを非表示/違反報告)
雅 - 私の推しキャラは、綾部喜八郎君と食満留三郎先輩ですね…😅💓他の上級生のキャラも良い☺️✨👍いちばんの中では、綾部喜八郎君ですね…😭(泣き恥) (2022年9月1日 20時) (レス) id: 3a6985dc21 (このIDを非表示/違反報告)
雅 - コメント失礼します。Springさんが作成した忍たまの小説、読んだら面白くて、見入ってしまいました(笑)続きが気になるぐらい😅 (2022年9月1日 20時) (レス) @page17 id: 3a6985dc21 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Spring | 作成日時：2022年8月30日 5時
