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オールマイトside
「これはもはや…」
「完璧としか言えないねぇ」
リカバリーガールの声に思わず振り返った。
要救助者に対する態度、ヒーローとしてやるべきこと。
「きっと１枠は彼女で決まりさね」
「…えぇ、そうですね」
ヒーローの卵以上の光が彼女の中にあることを察した。
ワンフォーオールの継承者に彼女を指名してもいいのかもしれない。
けど、この個性を渡すと、彼女の今の資質を逃してしまうのではないかという考えも浮かんだ。
「彼女、キャパは大丈夫なんですかね」
「きっと倒れる寸前さね。足、ふらついているだろう」
「…ほんとうだ」
倒れる寸前になってまで、彼女は笑顔を崩さなかった。
それが、俺のお師匠の姿と重なって見えた。
「…いや、そんなはずないよな。お師匠のそういう話、聞いたことないし」
きっと髪型が似ていたから。だからそう見えたのだ。
私は自分にそう言い聞かせ、目線を別の受験者の方へと移す。
そしてさすが、面接試験でヒーローの資質を試されただけの者たちだ。
皆、その瞳がまっすぐ前を向いている。
『…緊張しすぎてうまく
傷だらけの少年が前を向いた。
先程まで自身を傷つけていたロボットを真正面から見据える。
『俺だって、ヒーローに…！』
轟音を響かせながらロボットが倒れていく。
その力は私の全盛期に匹敵するほどではないかと感じる。
『ヒーローになって、あいつをまもるんだ…っ！』
傷だらけの状態でそんなパワーを…どこから…
「アイツは自分が受けたダメージをためて、放出することができる個性です。…その個性がいつか身を滅ぼさないか心配ですね」
「相澤くん！いや、そんなことより、君が心配なんて…！」
「しますよ俺だって。彼の個性は、まったく合理的じゃない個性ですから」
それでも彼はここでヒーローになるべきだよ
だって、そんなことを言う相澤くんだって、その目が柔らかいんだもん！
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ゆう(プロフ) - はじはじさん» あっそうなんですか…すみません知らなかったです。直しておきますね。ご注意ありがとうございます (2021年9月27日 7時) (
レス) id: 6f6e5985a0 (このIDを非表示/違反報告)
はじはじ(プロフ) - あの、一つ気になることがあって…プロローグで83の偏差値が必要と言ってましたが高校入試では80が上限ですよ…そこだけ気になりましたすみません (2021年9月27日 2時) (レス) @page2 id: f8b80ddead (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - 続きが気になるさん» コメントありがとうございます！頑張りますね。 (2021年9月24日 10時) (レス) @page44 id: 6f6e5985a0 (このIDを非表示/違反報告)
続きが気になる - 早く更新して欲しい！！！！！！！ (2021年9月24日 1時) (レス) @page43 id: c6e50b5478 (このIDを非表示/違反報告)
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