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緑谷くんを襲ったモヤを爆豪くんが爆破する。
焦凍くんが脳みそむき出しのヤバそうなやつを凍らせた。
「…っ、相澤先生！！」
私は倒れ込む相澤先生の傷を修復する。
「…その個性は…」
私のお兄ちゃんは、もう私の知っているお兄ちゃんじゃない。
「志賀、お前…漸くマトモに動けるようになったんだな」
「おまたせしました。まだ…しばらく混乱しているとは思いますけど」
私は相手を警戒しながら相澤先生の傷を修復していく。
いい。私と彼の関係がバレても、私はなりたいものになるって決めたんだ。
「テメェらがオールマイトを殺す実行役とだけ聞いた。」
聞いたと言うよりは脅したと言う方が正しいけど…
焦凍くんが上手く調整したからか、オールマイトは脳みそがいっぱい着いた敵から離れる。
「…よし、大体治癒が終わりました」
「…助かる」
「大丈夫ですよ…ただまだ動かない方がいい。狙われますよ」
相澤先生にそう告げると、私はオールマイトの隣に立つ。
「治しましょうか、その傷」
血が出てる箇所だけを触って修復する。
そして私はそのまま敵を見据えた。
「黒霧は…出入口は抑えられた」
爆豪くんがモヤモヤのやつを片手で押さえつけている。
そしてモヤが動こうとすると軽く爆破させた。
「おっと…ちょっとでも怪しい動きだと俺が判断したら爆破する！」
「ヒーローらしからぬ発言…」
爆豪くんがもやもやを脅すと、転にぃが声を上げた。
「攻略された上に全員ほぼ無傷…すごいな。最近の子供は。恥ずかしくなってくるぜ、敵連合…！」
その狂気に満ちた声に思わず汗をかいた。
あの時の兄じゃない。そう割り切っていても悲しくなる。
「あんなに…あんなにヒーローに憧れていたのに」
ヒーローごっこをして遊んだ記憶もある。
困っている友達がいたら進んで手を貸した。
なのに、なのに…
「…っ、やっぱり人は変わるんだね、お兄ちゃん」
私の視界が涙で滲む。
私はこんなにも変わってしまった兄に会いたくなくて、思わず背を向けた。
「…志賀少女」
「…っ、大丈夫ですっ！」
本当は大丈夫なんかじゃないのに。
大丈夫なふりをして、笑顔を見せて私はオールマイトの隣に立った。
「…っもう、好き勝手させないから」
「…脳無！」
転にぃが低い声でそう言うと、轟くんが凍らせたやつが起き上がる。
そして腕を再生して言った。
「…再生の力もあるなんて…」
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ゆう(プロフ) - はじはじさん» あっそうなんですか…すみません知らなかったです。直しておきますね。ご注意ありがとうございます (2021年9月27日 7時) (
レス) id: 6f6e5985a0 (このIDを非表示/違反報告)
はじはじ(プロフ) - あの、一つ気になることがあって…プロローグで83の偏差値が必要と言ってましたが高校入試では80が上限ですよ…そこだけ気になりましたすみません (2021年9月27日 2時) (レス) @page2 id: f8b80ddead (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - 続きが気になるさん» コメントありがとうございます！頑張りますね。 (2021年9月24日 10時) (レス) @page44 id: 6f6e5985a0 (このIDを非表示/違反報告)
続きが気になる - 早く更新して欲しい！！！！！！！ (2021年9月24日 1時) (レス) @page43 id: c6e50b5478 (このIDを非表示/違反報告)
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