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「今日の基礎学だが、俺とオールマイト、それからもう1人の3人体制でやることになった」
“
特例か何かかな…
相澤先生の少しだけ含みのある発言に戸惑う。
“今日は何するんですか？！”という瀬呂くんの言葉に相澤先生は“RESCUE”と書かれたボードを私たちに見せてきた。
「災害、水難、なんでもござれ。レスキュー訓練だ」
「おぉ、ヒーローの基本中の基本か」
今回も大変そうだけど、学ぶことはかなり多そうだ。
みんなもそう思ったらしく、口々にレスキュー訓練への思いを馳せていく。
「おい、まだ途中だ。今回コスチュームの着用は各自の判断で構わない」
そう言いながら相澤先生はロッカーのような物を出す。
私は勿論コスチュームで参加する。
前回は使わなかったサポートアイテムも私の要望通りなら入っているはずだからね。
バスで行くということで飯田くんが気合い入れてたけど想定とは違うバスだったのか、少しだけ沈んでいた。
「隣いいかな」
爆豪くんは無反応で、無言は肯定主義者の私は爆豪くんの隣に座る。
前の壁と壁に向かい合う感じの席のところで、みんなが個性の話をしていた。
「…まぁ派手で強ぇっつったらやっぱり轟と爆豪だろ！」
「Aちゃんも治癒できるから種類の違う派手さはあるよな！」
切島くんと上鳴くんが私たちの方を見てくる。
“ケッ”という爆豪くんに興味がなさそうな轟くん。
「あはは…ありがとう…」
唯一私だけが反応したからか、2人は嬉しそうに私の方を見てくれた。
「爆豪ちゃんはキレてばっかりだから人気でなさそう」
「なんだとゴラ出すわ！！」
「爆豪くんうるさい」
私がそう言うと、爆豪くんはちょっと睨みつけてくる。
「ごめんって」
私が謝ると満足したのか爆豪くんは椅子に座る。
「この付き合いの浅さで既に糞を下水で煮込んだような性格だと認識されてる時点ですげぇよ」
「てめぇのボキャブラリーはなんだよごら殺すぞ！」
「爆豪くん絶対そういう所だよ」
“あ？！”と私にキレかかってきた爆豪くんに“折角かっこいいんだからそんなにキレてちゃ台無しだよ”と告げると、彼は大人しく席に着いた。
「爆豪ってAちゃんの言うことは聞くよな〜」
「上鳴それどういうことだ」
上鳴くんの言葉に焦凍くんが食いつく。
「もう着くぞ…いい加減にしとけ」
相澤先生のこの言葉により、バスは少しだけ静かになった。
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ゆう(プロフ) - はじはじさん» あっそうなんですか…すみません知らなかったです。直しておきますね。ご注意ありがとうございます (2021年9月27日 7時) (
レス) id: 6f6e5985a0 (このIDを非表示/違反報告)
はじはじ(プロフ) - あの、一つ気になることがあって…プロローグで83の偏差値が必要と言ってましたが高校入試では80が上限ですよ…そこだけ気になりましたすみません (2021年9月27日 2時) (レス) @page2 id: f8b80ddead (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - 続きが気になるさん» コメントありがとうございます！頑張りますね。 (2021年9月24日 10時) (レス) @page44 id: 6f6e5985a0 (このIDを非表示/違反報告)
続きが気になる - 早く更新して欲しい！！！！！！！ (2021年9月24日 1時) (レス) @page43 id: c6e50b5478 (このIDを非表示/違反報告)
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