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「形から入ることも大事だぜ、少年少女」
オールマイトのそんな言葉が聞こえたような気がする。
「自覚するんだ…今日から自分はヒーローなんだと！」
オールマイトの言葉に思わず口角が上がった。
今日から私もヒーローって名乗れるのかな…
「さぁ…始めようか！有精卵共！！」
私のヒーローコスチュームは、体にフィットした構造になっている。
私は普段、体術で戦うからだ。
上は黒い体にフィットしたもので、下はショートパンツにニーハイを履いている。
上は肩だけ空いていて、素材の見た目はお茶子ちゃんと同じ感じ。
ニーハイも上と同じ素材で作られている。
その腰には銃が入っていて、取り出しやすいようになっている。
靴はヒールだ。
踵が細くなっていれば、その分その靴が凶器になる。
私は個性で戦えないから、その分フィジカルを強化してきた。
踵がほっそいヒールで走ることくらい、私にとっては容易い事だ。
「Aちゃんのコスチューム、ちょっと私と似てとるね」
「本当だ！お茶子ちゃんも動きやすさ重視したの？」
私の言葉に“私はちゃんと要望書かなかったからかな…”とお茶子ちゃんは苦笑いで返してくれた。
パツパツスーツ、動きやすくていいと思うんだけどな。
「ヒーロー科最高」
背の小さい男の子がそう言っているのが聞こえた。
確かに女の子たち、みんな露出が激しいよね…
「先生！ここは入試の演習場ですが、また市街地演習を行うということでしょうか？」
一般入試もここが試験場だったんだ。
ロボット使ったのかな。要救助者はいたのかな。
なんて、自分がやらなかった入試方式の様子を考えてしまった。
「いや…今日はもう2歩先に踏み込む」
オールマイトの人差し指と中指がビシッと立てられた。
「敵退治は主に屋外で見られるが、合計で言えば屋内のほうが凶悪敵の出現率は高いんだ」
「…っ」
思わず息をのんだ。
本当に私達は今日からヒーローとしての訓練を受けるんだ。
そう思わずには居られなかった。
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ゆう(プロフ) - はじはじさん» あっそうなんですか…すみません知らなかったです。直しておきますね。ご注意ありがとうございます (2021年9月27日 7時) (
レス) id: 6f6e5985a0 (このIDを非表示/違反報告)
はじはじ(プロフ) - あの、一つ気になることがあって…プロローグで83の偏差値が必要と言ってましたが高校入試では80が上限ですよ…そこだけ気になりましたすみません (2021年9月27日 2時) (レス) @page2 id: f8b80ddead (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - 続きが気になるさん» コメントありがとうございます！頑張りますね。 (2021年9月24日 10時) (レス) @page44 id: 6f6e5985a0 (このIDを非表示/違反報告)
続きが気になる - 早く更新して欲しい！！！！！！！ (2021年9月24日 1時) (レス) @page43 id: c6e50b5478 (このIDを非表示/違反報告)
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