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鉄哉side
「どういうことだ？」
エンデヴァーさんがホークスを問い詰めるように詰め寄った。
ホークスはいつもの胡散臭い笑顔ではなく、真面目で、真剣な表情を浮かべていた
「出張に出たとき、地元の人に聞いたのが最初です。その時は警察とも協力して、混乱を避けるため、こっそり捜査したんですが、何も出ず。で、ちょっと気になったんで、個人的に全国飛び回って調べてたんです」
ホークスはそういって羽を広げた。
きっと文字通り飛び回っていたのだろう。彼の得意とする分野が多くて、ヒーロー界も安泰だよななんて考えてしまう。
俺の教え子たちがヒーローになるときも、きっと安泰だ。
1-Aはそれだけのポテンシャルを秘めているように思う。
「違いはあれど、似たような噂話がまったく関連のない地域で湧いてました。結果的にはどれも“噂”でしかなかったんですが…。」
俺はホークスの話を聞きながら目の前に置いてあった水を口に含む。
どことなく気持ち悪い
「抽象的な見解になっちゃうんですけど、雄英、保須、神野を経て、“改人”という敵以上に不気味な存在をみんな知っているわけじゃないっすか。どっかの阿呆が不安を煽る目的でホラ吹いて、それが今、全国へ伝播してるんじゃないかな」
彼の言うことは最もだと思った。
いま、敵は活性化してきている。
オールマイトの引退、オールフォーワンや死柄木弔をはじめとした強力敵の出現。
「…加えて、さっきの敵のような“異能開放万歳”というフレーズ。今、犯罪者の自伝が再出版されている。つまり、敵優勢な社会になっている…。」
「社会が不安定な時のほうがそういうのが売れる…ってか、蔓延るっていうじゃないですか」
ホークスの言葉に、彼が言わんとしていることが分かったように思った。
きっとホークスは、エンデヴァーさんに絶対的なリーダーになってほしいのだろう。
「…No.1のあなたに、頼れるリーダーになってほしい。立ち込める噂話をあなたが検証して、安心してと胸を張ってあなたが伝えてほしい。俺は特に何もしない！」
「せめてサポートくらいはしろよ」
ホークスはにこにこと変わらない笑みでエンデヴァーを見つめた。
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ゆう(プロフ) - シーエル目つぶしさん» コメントありがとうございます！番外編です…笑賛成を頂けてとても嬉しいです！ (2022年1月1日 1時) (
レス) id: 6f6e5985a0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - 蝶々さん» コメントありがとうございます！！賛成を頂けて嬉しいです…！ (2022年1月1日 1時) (レス) id: 6f6e5985a0 (このIDを非表示/違反報告)
シーエル目つぶし(プロフ) - 番外編！？！？！？作っていただけるなら大賛成です！！！！！！！ (2022年1月1日 1時) (レス) @page37 id: b91e4bc22a (このIDを非表示/違反報告)
蝶々 - 番外編、いいと思います！楽しみです！ (2021年12月31日 10時) (レス) @page35 id: 11b1ad38fd (このIDを非表示/違反報告)
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