占ツクに宗教が出来上がったらしい(解体)

あらそい１ ページ30

今、作者Aさんのホムペのコメ欄は大変な事になっている。いや、占ツクそのものが、大変な事に……。

先ほど息抜きで閲覧した小説のコメ欄には、作者とその友人が少しだけ会話をした跡があった。てんしさんと作者Aさんの対立についての話題。

『なんか、凄いことになってるね〜。』

『今回も、信者凄いみたいだね。晒しスレってやつにも凸しに行ったらしいよ』

『マジで！？うっわ〜。あのスレちょっと前見たことあるけど、あれは本人も信者も怒るだろうな〜と思ってたw』

ホムペにて、暴言を吐いているてんしさん信者のボートも見てみた。こちらも友人との会話。

『あの作者Aってやつ信じらんないですよね！あと、晒しスレにも文句行ってきましたっ！！』

『私も行きましたよ！てんしさん可哀想……ほんと作者Aとかアンチ、頭おかしいですよね』

また、てんしさんも気付いたようで、今のところ一番注目度の高い彼女の作品内で、ホムペについて発言していた。案の定、直接話し合う気はないようで、ただひたすら悲しんでいるだけ。

これを見て、信者達は躍起になって攻撃を加速しているようだ。
　
ホムペのコメ欄では、作者Aさんが暴言などの過ぎるコメは削除したり、冷静な対応をしている。

その波乱のコメ欄で動いている、、どんどん名前が悪い意味で有名になっていく「閲覧者A」さんをはじめとする信者、その他の人たち……。

それから、「作者B」さんという名前。どこかで……

「あ……あの人か」

以前、殆ど最初の設定書きだけでまだ本筋に入っていないてんしさんの新作が、そんな状態にも関わらず殿堂入りを果たしていたという……ユーザー達がてんしさんの「信者」を意識し始めた出来事の時だ。

信者達がその作品を絶賛する中、「まだ評価のしようがないので、更新待っています！」とコメントした人が、作者Bさんという名前だった。あのコメントのせいで信者達に叩かれ、大変だった人。

その人が、コメ欄の戦争に介入していた。
作者Aさん側で、丁寧に作者Aさんの擁護をしている。

また、信者達の作者Bさんへの言い分で分かったことには、彼女は今、てんしさんがこのホムペについて発言している作品にて、てんしさんの説得を試みては、コメントを消されているらしい。

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