幸せ二つ ページ8
「ヒョン〜、おはようございます〜。」
いつもと同じようにディノは助手席へ、僕はぬいぐるみが置いてある最後列に座りながら先に乗っていたパフォチの二人のヒョンへ挨拶をする。
「あ、ミユ、ディノ。おはよう。」
「ウリミユ〜！おはよう〜！今日は余裕あるね？」
ミョンホヒョンとジュニヒョンにそう言われ、誇らしげな笑みを浮かべる。
「そう！今日はチャナに起こされる前に起きれたんです！」
ドヤ顔で話す僕を隣に座るジュニヒョンは微笑ましいものを見るような目で眺め、彼もまた他のヒョン達と同じように僕の頭を「いいこだね」と言いながら優しく撫でる。
「ジュニヒョンに褒められたから今日はいい日になる！」
そう笑顔で呟くとジュニヒョンは嬉しそうに笑った。
「ギリギリセーフ！みんな、おはよう〜」
「ホシヒョンおはよ〜！」
時間ギリギリに乗り込んだホシヒョンがシートベルトをつけたのを確認し、車が動き出す。
車に接続したディノの携帯から朝にピッタリの爽やかなピアノメドレーが流れてくる。
丸いネコのぬいぐるみをぎゅうと抱き締めながら車に揺られる。
他のチームがどうかは分からないけど、基本的にパフォチの車は朝は静かなことが多い。
今日もいつも通り窓から見える朝のソウルを眺めながら車内に流れるピアノに合わせて鼻歌を歌う。
「ふふ、ミンユは本当に歌うのが好きだね。」
「あ、ごめんなさい、起こしちゃった…？」
「んーん。元々目を瞑っていただけだから大丈夫。僕こそ驚かせちゃったみたいでごめんね？」
寝ていたはずのジュニヒョンに声をかけられて吃驚して肩をビクッと跳ねさせる。
そんな僕の姿を見てジュニヒョンは面白そうに笑った。
「もう〜！ジュニヒョン笑わないで！」
ジュニヒョンは少し拗ねたように膨らました僕の頬を指でつんつんと突き空気を抜く。
その姿に毒気が抜かれて思わずふふ、と笑い出してしまう。
「もうすぐ着くよ〜。」
ジュニヒョンとぬいぐるみで遊んでいると前から聞こえたマネヒョンの声に「はーい！」と元気よく返事をして、また遊びを再開した。
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こと(プロフ) - 初めまして！コメント失礼します。このお話好きなので続きが待ち遠しいです！ウォヌくんが見て見たいので作成お願いしたいです。これからも楽しみにしてます。体に気をつけて頑張ってください！ (2023年2月2日 0時) (
レス) @page13 id: 889bf963ab (このIDを非表示/違反報告)
ニュウドウカジカ(プロフ) - もんさん» コメントありがとうございます！本来はミンユですので、민유が正しいですね…！作成時に誤字をしていたみたいです。教えていただきありがとうございます…！ (2022年11月19日 2時) (レス) id: 94849a633d (このIDを非表示/違反報告)
もん(プロフ) - 韓国名のカタカナ表記はミンユでハングル表記はミョンユ(ミョニュ)になってますがどちらでしょうか… (2022年11月18日 20時) (レス) @page1 id: a720bcf40a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヒョナ | 作成日時：2022年11月16日 0時
