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Log335 ページ20
会談の最中、終始笑顔を浮かべていたマリ姉に云われると、三人としても引かざるを得ない。
そもそもこの話は〈
ヘンリエッタ「それでは、入金は……四日後でよろしいのですね？」
ミチタカ「判った。
で、レシピの引き渡しは？」
ヘンリエッタ「調理法は〈筆写師〉のスケジュール次第ですが、出来れば入金と引き替えに。
遅くともその翌日にはお届けできますわ。
シロエ様が〈筆写師〉ですからね。」
そんな別れの言葉を交わして、三人が貸し部屋を出た後には、マリ姉もヘンリエッタさんもすっかりへとへとになっていた。
自分のペースで終始イニシアチブをコントロールして話していたつもりのヘンリエッタさんだが、予想以上にプレッシャーを感じていたらしい。
A『二人ともお疲れ様。
ありがとうございます。』
マリエール「本当に疲れたわ〜。
もう、こんなんはいやや〜。」
ヘンリエッタ「確かに…マリエに一票ですわ。
これならAちゃんにお洋服を来てもらわないと…！」
A『ヘンリエッタさん。
申し訳ないですがお断りします。
変わりに適正な方を向かわせますから。』
ヘンリエッタ「なんと！！」
マリエール「あははは…。」
☆★☆
2019/11/08
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作者名：豆乳ココア | 作成日時：2019年11月1日 12時
