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カラシン「仕入れですか。」
カラシンさんの返答はよどみがない。
おそらく予想していたのだろう。
それもある程度は当たり前だ。
〈
大規模な商売を続ければあっという間に備蓄が無くなるのは誰にでも予想できる。
そうなれば商品の供給はストップせざるを得ない。
メンバーの人数、自分たちで狩りをして仕入れられる素材の数、倉庫の備蓄……そう言った諸々を考え合わせての依頼であることは、頼んだマリ姉も、聞いたばかりのカラシンさんも即座に了解事項となる。
カラシン「……量と金額は?」
カラシンの問いに対して、マリ姉はメモを取り出すと、幾つかの数字を答える。
カラシン「そうですか……。」
カラシンはゆっくり呼吸をすると、何かを考えるような表情を浮かべる。
おそらく、依頼を受けるかどうか迷っているのだろう。
通常考えれば、これは損な取引ではない。
〈第8商店街〉規模の大手生産職ギルドともなれば、大規模倉庫に多くの素材アイテムを備蓄している。
最近では値下げ競争に巻き込まれて調理・販売しても二束三文にしかならない素材アイテムを、外部に適正な価格で放出するのは在庫整理としても有り難いはずだ。
もし必要であれば、マーケットを監視して、今あげられた食材を安く購入。
それを〈
☆★☆
2019/11/05
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豆乳ココア(プロフ) - レナナミル♪さん» 読んで頂きありがとうございます。私もログホライズンが好きでアニメも何度も見返す程です。更新も頑張ります! (2019年10月29日 9時) (レス) id: 4ab63936da (このIDを非表示/違反報告)
レナナミル♪(プロフ) - 初めまして!私ログ・ホライズンが好きなのですが最近更新してるのがこの、孤独なサモナーだけでよく見てます!ちなみに私はソウジロウ推しでこの夢小説でも沢山出てきてくれたら嬉しいって思ってます!長くなってしまいましたがこれからも応援してます! (2019年10月29日 4時) (レス) id: aefdd45bb5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:豆乳ココア | 作成日時:2019年10月28日 0時