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マリエール「明日は大掃除やね。」
シロエ「手伝います。」
A『私も。』
マリエール「お客にそんな事、させられへん。」
メンバーを見るマリ姉の表情は優しげで温かいものだ。
そんなマリ姉を見ることが出来ただけで、今回の任務を引き受けて良かったと私達は思う。
危険そうな酒瓶や大皿だけを片付けて、3人はギルドマスターの執務室へと向かう。
ススキノへと向かう前、マリ姉からの話を聞いて出発を決意した、あのファンシーなギルドマスターの部屋だ。
執務室という名にふさわしいのは大きな書類机ぐらいで、後はマリ姉の私室と言って良いほどに、パステルカラーでコーディネートされている。
マリエール「何がええ?」
シロエ「なんでも。」
A『私もなんでもいいよ。』
マリエール「んじゃ、なんかありもんでええな。
えーっと。」
マリ姉は、厨房に残っていた飲料から、黒葉茶を持ってくる。
黒い茶葉から入れられたこの茶は、暖めても冷ましても飲めて、果実をブレンドしたものは特にすっきりと爽やかな飲み口だ。
3人はソファへと座って、やっと一息つく。
★☆★
2018.03.11
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ハカタ(プロフ) - 更新待ってます!本当に楽しかったですw (2018年11月25日 22時) (レス) id: 05436ab3ab (このIDを非表示/違反報告)
里夜(プロフ) - sakuraさん» sakuraさん:ありがとうございます。頑張ります!! (2018年6月9日 12時) (レス) id: 197e7505f2 (このIDを非表示/違反報告)
sakura(プロフ) - 楽しく読ませていただきました これからも読ませていただきます 更新がんばってください (2018年6月8日 21時) (レス) id: f15ebf0ca9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:豆乳ココア | 作成日時:2018年3月6日 16時