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あちらこちらのパーティー募集。
アキバの街の広場にいれば、声を張り上げて誘う声はあるし、当時はまだただのゲームでしかなかった〈エルダー・テイル〉においては募集チャンネルというサーバー全域にメッセージを伝達するシステムもあったのだ。
そう、いったいわば野良のパーティー募集に参加をして戦闘をすることもあったし、時にはマリ姉のような顔なじみに誘われてダンジョンに赴くこともあった。
もちろん単独で行動して、興味を持ったゾーンを調べたりアイテムを採集したりすることもあった。
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生産職は何でもそうだが、最終的に生産するアイテムを作るためには素材となるアイテムが必要とされる。
料理の場合の食材に相当するアイテムは、〈
かといって、紙とインクでさえあれば、何でも良いという訳ではないそうだ。
通常の写本であればインクはノンプレイヤーキャラクターが売っているものでよいが、魔力を込めた高位の魔術書や奥義書を複製するためには、それなりに魔力を秘めたインクが必要となる。
そう言ったインクを作り出すのも〈
そのためには、あちこちのゾーンへ出掛けたり、希少なアイテムを見つけるための戦闘なども必要だったのだ。
★☆★
2018.01.31
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作者名:豆乳ココア | 作成日時:2018年1月30日 0時