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Log89 ページ41

デミクァス「良いだろう、俺がやろうじゃないか。
お前みたいなふざけた野郎は、俺の拳で引導を渡してやっ――るっ!」


一対一を承諾するように見せながらも、デミクァスの力任せの拳が班長に不意打ちで襲いかかる。

班長はその拳を鼻先に見つめながら回避するとそのまま数メートルも飛び退き、腰に差していた二本のレイピアを構えた。


にゃん太「わーお。
すごいパンチだにゃ!」

シロエ「当たってないから大したことはないです。
それより、援護を頼まなくて良いんですか?」


激しいパンチが2つ3つと繰り出される中、シロエは更に野次を飛ばす。

デミクァスは一層怒りを強めた。


デミクァス「この猫親父をつぶしたら、お前もいたぶってやる!」


と吠える。


にゃん太「まぁまぁ。
その前に我が輩が相手するにゃ。
ご婦人の前ゆえ、むごたらしいシーンは見せたくないにゃん。
手加減して欲しかったら早めにいうにゃ?」

デミクァス「ほざけっ!!」

 
身軽に飛び退る班長との距離をまるで無視するような、デミクァスの一撃。

まるで砲丸投げのようなフォームから破壊力のある左のフックが2つ、3つと放たれる。

その攻撃のあるものはレイピアでそらされるが、いくつかはにゃん太の身体に命中して鈍い音を立てる。

★☆★
2018.02.06

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設定タグ:ログ・ホライズン , エルダー・テイル   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:豆乳ココア | 作成日時:2018年1月30日 0時

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