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Log24 ページ25

私たちが馬を下りたのは正午を少し過ぎた辺りだった。

風の吹く高架道路は複雑な曲線を描いて、より太い道路と合流している。

しかし、先ほどから足下のアスファルトは不気味な脆さを見せていて、そろそろこの経路を辿るのも危険な兆候を見せ始めていた。


シロエ「降りて食事にしようか。」


先行していた直継も馬を下りて、太いため息を吐く。


直継「馬は良いんだけどさ、馬術とかは身体が勝手にやってくれるけど。
やっぱり尻は痛くなるよな。」

A『そうね。』


アカツキは、それに対して怪訝そうな表情でじっと見つめてくる。


アカツキ「そうか?」


と不思議そうだった。


身長で云えば30cm近く違うアカツキは、体重は半分くらいしかないかも知れない、と私は思う。

そんな彼女なら身軽だし、余り負担には思わないのかも知れない。


直継「どれくらい来たかね。」

アカツキ「まだ半日だ。
気が早いぞバカ直継。」
 

アカツキのそんな言葉にも、直継は平然とした表情を崩さない。

こんなやりとりも今ではすっかりお馴染みになって、気を悪くすることさえないのだ。

シロエは先頭に立ち、崩れて斜めになった辺りから、高架道路を降りて行った。

この辺りも古代には住宅地だったのかも知れないが、今では地面のあちこちから電信柱の頭部だけが覗いた、木々もまばらな荒れ地に過ぎない。

☆★☆
2018.01.30

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作品ジャンル:アニメ
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覇月オルハ - とても面白かったですが、もう少しサモナーの台詞や召喚獣の活躍を差し挟んでほしかったかな?(例えば戦闘中以外でもカーバンクルを抱き締めてるとかw) (2021年2月21日 22時) (レス) id: b5f0da1fff (このIDを非表示/違反報告)
ハカタ(プロフ) - 里夜さん» うわぁ、ログホラのストーリーを上手に再現していてなおかつ語力が半端ない!Σ(・ω・ノ)ノ! (2018年11月25日 21時) (レス) id: 05436ab3ab (このIDを非表示/違反報告)
里夜(プロフ) - 、さん» 、さん:ありがとうございます。外し忘れてました。 (2018年1月24日 21時) (レス) id: 197e7505f2 (このIDを非表示/違反報告)
- オリジナルフラグ外して下さい (2018年1月24日 16時) (レス) id: 549855b20e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:豆乳ココア | 作成日時:2018年1月24日 0時

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