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Log760 レイネシアside ページ20
カラシン「おや？
姫が抱いているのは…もしや…。」
レイネシア「白虎ですわ。」
カラシン「ほうほう。
では、
レイネシア「
A様の事でしょうか？」
カラシン「えぇ。
でも、白虎がこんなに懐くなんて…。
いやー私もビックリです。」
シロエ「本当だ…僕もビックリですよ。」
A『そりゃ、そうよ。
だって、姫は私の友達だからね。』
レイネシア「友達！」
A『あっ！
失礼しました。
流石に友達…は不躾ですね。』
レイネシア「いえ！！
不躾だなんて…。
私だって友達だと思いたかったのです。
でも…私はイースタルの人間。
A様と友達だなんて…お祖父様や他の領主の皆さんが…と思っていたので…。
逆に此方が不躾で本当申し訳ないです。」
A『ふふっ。
やっぱり思った通りだったわ。
姫、姫はもう知っているでしょう？
冒険者は？』
レイネシア「自由。」
A『えぇ。
でも、その自由を手にいれるためには？』
レイネシア「覚悟が必要。」
A『えぇ。
姫は覚悟を決めてここにいるのでしょう？
なら姫と友達になりたいと思う私の自由は？』
レイネシア「！！」
A『そう言うことです。』
☆★☆
2019/12/15
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作者名：豆乳ココア | 作成日時：2019年12月4日 20時
