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年齢のせいで筋張ってはいるが、若い時分は武芸を嗜んだと思われる両手周りの筋肉の付き方。
夏用なので、余り重そうには見えない暗褐色の縁取りのついた濃紺の上下に、いくつものメダルや飾りのついたベルトを締めて、黒く磨き上げた革の丈の高いブーツを履いている。
クラスティ「初めまして、お招きありがとうございます。
アキバの街を自治する〈
クラスティの度胸はすごいわ。
貴族みたいね。
滑らかに答えるクラスティ。
その表情はさほど気後れした様にも見えない。
続いてミチタカさんが挨拶をする。
こちらも特に緊張した様子は見えなかった。
図太いという意味では、〈
この人選はまったく正解だな、等と私は考える。
シロエ「僕はシロエと云います。
以後よろしくお見知りおきを。」
そんな思考を巡らしながらもシロエも簡潔に挨拶を行なう。
そのシンプルな態度は、傍目には緊張とは無縁に見えるために、【図太い2人】ではなく【図太い3人】であると私は思ってしまったのだ。
さて…私の出番ね。
A『お初にお目にかかります。
私の名前はAと申します。
私は女ですがこの場のどの男性にも負けないように努めてきました。』
★☆★
2019/11/18
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作者名：豆乳ココア | 作成日時：2019年11月9日 23時
