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story220 ページ20

さーて誰が侵入するのやら。
ベルモット辺りが知ってそうかな?


でも、私には公安に侵入するなんて情報は来てないしな…。

こちらから迂闊に聞いてしまうのも良くない。
今は流れに身を任せるしかないか…。



トゥルルル


ん?電話?


あらあら、噂をすればなんとやらね。


A『はい。』

ベルモット「HEY!
ブルームーン。」

A『どうしたの?
こんな時間に。』

ベルモット「明日の件で報告しておこうと思ってね。」


来たか。


A『明日の件?
何かあるの?』

ベルモット「えぇ。
明日警察庁に潜入するわ。」

A『警察庁に?』

ベルモット「えぇ。」

A『へぇ。面白そうね。
ところで、潜入して何するのよ。』

ベルモット「ノックリストを盗み出すわ。」

A『ノックリストを?』

ベルモット「そうよ。」

A『そう。
ちなみに誰が向かうのかしら。』

ベルモット「情報収集のスペシャリストと言えば分かるかしら。」

A『キュラソー。』


まさか、あいつがね。
そうでないと嬉しいけど。


ベルモット「That's right.」


マジか…。


A『そう。
キュラソーに頑張ってねって言っておいて。』

ベルモット「分かったわ。
明日の件は報告したからね。
Good Night.」


ピッ


キュラソーか。
最悪だ。
組織の情報収集専門家。
これは、壮絶な戦いになりそうね。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
2018.06.17

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作者名:豆乳ココア | 作成日時:2018年6月8日 14時

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