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Log450 ミノリside ページ37

視線をやれば、列の先頭付近にいる〈守護戦士(ガーディアン)〉の直継さんもこちらを振り返っていた。

私は安心させようと小さく手をふる。

こうして同じギルドの仲間達に囲まれているのは、とても安心感があった。

ギルドはギルドでも、〈ハーメルン〉等とはまったく違うんだな、と私はまたしても思い知ってしまう。


とは言え、この一行は〈記録の地平線(ログ・ホライズン)〉だけで構成されている訳ではない。

多数のギルドから有志を集めて結成された、混成の大所帯だ。

その総人数は、約60人。


海洋機構(かいようきこう)〉や〈黒剣騎士団(こっけんきしだん)〉、〈西風の旅団(にしかぜのりょだん)〉といったアキバに冠たる大規模ギルドからも人が派遣されている。

参加者のうち幾つかのパーティーは先乗りで現地に入っているはずなので、ここにいるのは本隊35人前後のだったが、最終的には目的地で合流できる予定だった。


事の起こりは、マリエールさんだったという。


私はその場にいた訳ではないが、仲の良い年上の友人、五十鈴(いすず)が言うには、こういう事らしかった。


マリエール「――うち海行きたい。
海でかき氷とのびたラーメンとカレーライス食べたいっ。
食べたいったら食べたいっ!!
ねぇねぇ!
だめ?
だめかなぁ?
海いこー?」


と〈三日月同盟(みかづきどうめい)〉のギルドマスターであるところのマリエーさんが云いだしたのだそうだ。

★☆★
2019/11/14

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設定タグ:ログ・ホライズン , エルダー・テイル   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:豆乳ココア | 作成日時:2019年11月9日 1時

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