Log424 マリエールside ページ11
辺りはすっかりと夕焼けに染まり、中央広場は人間でごった返してもいた。
広場に入りきれない人間達は辺りの雑居ビルの様々なフロアから、演台を見下ろしている。
その多くの手には、パンや甘いもの、串焼きの肉等が握られて、久方ぶりのイベントを見守っていたのだ。
なかにはちょっとばかりアルコール飲料を摂取している人間も居たり、演説と云うよりは大騒ぎの中の方針発表という雰囲気に近かった。
そして兎にも角にもアキバの街はこれから新体制で立て直しを図ること。
〈
そのためには街の住民の協力が不可欠であることなどが、〈
街の人々が喝采をもってその宣言を迎える中で、突如としてびっくりするほどの数の職人達が、料理と酒を運び始めた。
〈
★☆★
2019/11/12
Log425 マリエールside→←Log423 マリエールside
16人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:豆乳ココア | 作成日時:2019年11月9日 1時