監督の姪はハイスペックガール 3 (ページ28)

今日:1 hit、昨日:1 hit、合計:35,243 hit

baseball 119 ページ28

栄純「うおー！！
伊佐敷センパイー。
ただのガラの悪い兄ちゃんじゃねぇ！！」

洋一「ナイス、純さん！」

亮介「ワンバンの方が確実だけどね！」

純「るせぇ！！
おい、降谷！！
テメェ、ホームへのカバー忘れてやがったな。」

暁「あ…。」

純「俺の送球が万が一逸(そ)れてたらどーするつもりだ！！
一人で野球やってんじゃねーぞ。
このバカタレ！」

暁「…。」

△▼△

一也「降谷…これでよく分かったろ？
力みすぎてもボールは絶対に走らない…。
お前のような速球派(そっきゅうは)の投手に必要なのはペース配分とコントロールだってことがな。
さてと…点でも取ってくるかな。
誰かさんのために…。」

パシッ

一也「たぁー。
ピッチャーゴロ…。」

暁「…。」

暁[2打席ノーヒット。]

礼「あのバカ…。」

クリス「ランナーがいたら別人なんですがね、御幸は…。」

礼「ムラがありすぎるのよ。」

一也[やっちまったー。]

A『期待はしてなかったけどね。』

一也「…A…ヒデェ…。」

一也[けど…回が進むごとに球威が増してやがる。
ありゃ相当いい投手だぞ。]

むん

カギィ

健次郎「！」

パシィ

「いいぞ館(たち)ー！！」

「ナイスピッチ！！」

館[地獄のようなランニング。
地獄のような投げ込み。
地獄のようなウエイト。
地獄のような…etc…。
その成果をすべて吐き出すことのできるこの舞台…。
やっぱ試合(ゲーム)は楽しい♪]

A『キモ！！』

栄純「姉御…。
言葉が出ています…。」

A『だって、仕方なくね。
あの笑顔…私に向けられたら…絶対…ムリ！！』

★☆★
2019/06/14