baseball 83 ページ38
健太「くっ。」
純「またバント！？」
パァン
「ボール！！」
「うわっ。」
「セーフ！」
栄純「くおおおお。
さっきからバントの構えばっかりー！！」
先頭打者に続いて、あの人もバント？
沢村に揺さぶりをかけてきた…？
いや…違う…。
これは…。
A『向こうのチーム。
仕掛けてきてるわね。』
一也「えっ？」
純「ノーアウト
カウント2-3か。」
哲也「ここで相手がどう出てくるかだな…。」
A『！
やっぱり…。』
栄純「なっ。
スリーバント！？」
A『迷うな。
思いっきり腕を振り切れ！！』
栄純「っら。」
「あー。
スリーバント失敗！！」
「もったいねェ。」
栄純「おーし！
まずは1アウト！！」
クリス「そうだ…お前はそれでいい。」
「わ…悪ィ。
なんかアイツの球、捉えづらくて。」
A『一也…この試合…。
ちょっと面倒になるかも…。』
一也「何が起きてるんだ？」
A『現状を見て一也も分かってると思うけど向こう仕掛けてきてる。
揺さぶられてるのは…沢村じゃなくて…クリス先輩…。』
一也「！！
マジか…。」
財前「あいつは肩を壊し、1年のブランクがある。
もっともっと球を投げりゃ必ずボロが出るぜ。
ククク。」
栄純[またバントかよ。]
ダッ
「Goー！」
純「
完全に盗まれやがった！！」
栄純「くっ。」
クリス[間に合うかー…。]
「え？」
「セーフ！！」
A『！』
栄純「！」
一也「！」
アニマル「！！」
クリス「…。」
☆★☆
2019/06/05
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 29人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：豆乳ココア | 作成日時：2019年6月3日 0時
