監督の姪はハイスペックガール

baseball 20 ページ21

栄純「あっあの…Aセンパイ…あのグラサン…監督の姪なんですか…？」

A『そうだよ。
あのグラサンの姪です。』

栄純[うっそー！！]

A『本当ー。』

栄純「え？」

一也「お前…全部声に出てだぞ…。」

栄純「マジ…！！」

A『マジ！』

一也「マジ！」

栄純「つーかみんな静だけど何かあったのか？」


私の話はなんでも良いのかー！！


一也「お前、聞いてねぇの？
明日、一年のチームと二・三年で試合やるんだぜ。」

A『本来ならウチの一年目は体力作りがメインなの。
一年からレギュラー選考なんてしないのよ。』

一也「俺は別だけど♪」

A『御幸、五月蝿い。』

一也「A。
ヒドイ…。」

A『けど…この間の試合で状況が変わったの…。』

栄純「つーかそんな話全然聞いてねぇーぞぉ！
お…俺は！？
俺は出れんのか！？
俺はー！！」

一也「いや…俺、先輩だから…。」

暁「ここ…隣いいですか？」

栄純「あ…。」

暁「失礼します。」

栄純「！
な…なんでこっちに座ってんだよ！
向こう側、空いてんだろ！」

A『あらー。
人気者ね。』

一也「…。」

暁「御幸センパイ…。
自分は明日…ここにいる誰にも打たせる気はありません…。
そしたら…僕の球、受けてもらえますか？」

栄純「なっ…。」

☆★☆
2019/05/30

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