監督の姪はハイスペックガール

baseball 11 ページ12

そして…月日は流れた


「はようざいまーす。」

「はようざいまーす。」

「はようざいまーす。」

「これで、入部希望者は全員か？」

「「はい！」」


あれ？
あの子がいない。
礼ちゃんは入部すると言ってたんだけど…。


一也「あーこいつ遅刻したのに列に紛れ込もうとしてるぞー！」


シーン


てか…お前もだろう…。


「初日から遅刻とはいい度胸だな…小僧…。
練習が終わるまで走っとれい！！」

栄純「ひぃーすべてが裏目にー。」

「ヒャハハハ。
あいつバカ♡
おもしれぇー。」

「A。」

A『はーい。
鉄ちゃ…片岡監督。
彼と同室の上級生…倉持、そして増子先輩。
それと…どさくさに紛れ、そこに並んでいる大バカ者。
お前らも走れ。』

「「！！」」

A『文句は…言わせないわよ？』

「「「はっ…はい！！」」」

[[[こ…こえぇ…。]]]

栄純「裏切りやがったなー。
信じらんねぇ。
こいつ…。」

一也「ハッハッハッ。
まーそう怒るなよ…こうして仲良く走ってんだし…。」

栄純「うるせー。
テメェの言うことはもう二度と信用しねーからな！」

一也「はっはっはっ。
ありがとう。」

栄純「誉めてねーだろ。
今のはよー。」

☆★☆
2019/05/30

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