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Night 322 ページ30

その後もジンと二人でお酒を飲んでいた。

もう、何倍目か分からないほどに…。


店員がお客様より早くに酔いつぶれてはいけない為、自分に出されたお酒は極度に薄くしている。


その私と同じペースでグラスを開けていくジン。


酒が強いという印象だ。


ジン「お前、名前は?」


突如ジンからの質問。


ここはいつも通り名刺を出す。


ジン「アオツキ。
はっ!
これは源氏名だろう。
お前の本名だ。」


さて…どう切り抜けるか…。

今まで聞かれたことは何度かある。

だが、今回の相手はあの組織だ。


A『私の名前を知りたければ何度か来店頂く必要がありますね。
そうそうお答えできるものではないので…。
と言う返答ではダメですか?』

ジン「ふん!」


そのままジンは帰っていった。


えっ!


殺されないで済んだってこと…だよね…。

でも、鼻にかけた笑いなんだったの?

☆★☆
2019/04/06

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作者名:豆乳ココア | 作成日時:2019年4月1日 17時

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