検索窓
今日:5 hit、昨日:25 hit、合計:87,492 hit

Night 159 ページ17

「マスター。
もうひとつ頂けますか?」

A『かしこまりました。
どうぞ。』

「ありがとうございます。」


やっぱり、お客様がいる環境は良いな。

ゆったりした空気を、来ていただいた方に味わってほしい。

そんな思いで店をやっているから、奥まった場所に出している。


隠れ家的なものを想像して始めたのだ。


最初はもちろんお客様は来ない。


ビラ配りも考えたがそれは意図に反する。


その代わりホームページを立ち上げたのだ。
少しずつ見てくれたお客様が来てくれた。


ホームページ以外は提供していない。



お客様の口コミで広がっていった。


物思いにふけっているとお客様から声がかかった。


「マスター。
ライを。」

A『かしこまりました。』


この時間が好きだ。

お客様には干渉しない。
でも、お客様の話は聞き逃さない。

もう一つの裏の顔。

情報屋としての仕事の顔。

決して表には出さない顔。

ダブルフェイスから今はトリプルへ。

☆★☆
2019/03/01

Night 160→←Night 158



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (27 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
101人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

豆乳ココア(プロフ) - 雪さん» ありがとうございます! (2019年4月4日 14時) (レス) id: ba7a916155 (このIDを非表示/違反報告)
- 192ページ目の最後の所、見方ではなく味方だと思います。 (2019年4月4日 1時) (レス) id: 2992a743b3 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:豆乳ココア | 作成日時:2019年2月23日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。