___Story29. ページ31
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江口くんに背負われてホテルに帰ったであろう私は、目を覚ましたらベッドにいた。
『あれ…寝てた…？』
「起きた？気分悪くない？」
江口くんがベッドの横にしゃがみ、こちら見つめる。
『うん、ここまで運んでくれたの？ありがとう。』
「別にいいよ」と言いながら私にお水を渡してくれる。
『ねぇこの部屋って、』
私は自分の荷物がないことに気がつく。
江「俺と壮馬の部屋だよ。」
「さすがに女性の部屋には入り浸れないからね」と苦笑いで言う。
『壮馬はまだ帰ってないの？』
江「さっき自販機行った時すれ違ったから、もうこっち来ると思うよ。」
『そっか。私、壮馬来る前に部屋戻るね！』
そう言い、立ち上がろうとすると まだ酔いが覚めていないのかふらついてしまった。
江「おっと。」
それを受け止める江口くん。
『あ、ありが(ｶﾞﾁｬ
「…え、なにしてんの？」
壮馬が部屋に戻ってきた。
その時の体勢は、傍から見れば私と江口くんが抱き合っているように見えるだろう。
『足元ふらついて支えてもらっただけ。』
江口くんに「ありがとう。」とお礼を言うと、部屋を出ていく。
あの光景が頭から離れない。
そのせいで壮馬に冷たくしてしまう。
今ままで付き合ってきて、こんな風になったことなかったのに…。
『もうやだ…。』
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部屋に入ると如月さんがちょうどお風呂から出てきた。
如「あ、斉藤さん大丈夫ですか？だいぶ酔ってたって壮馬さんから聞きました〜。」
『うん、介抱してもらってだいぶ良くなったよ。如月さんも酔ってたけど大丈夫だった？』
如「はい！壮馬さんが介抱してくれたので！」
と、少し顔を赤らめて言う。
如「あの、私…壮馬さんのこと好きかもしれないです。」
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ひかり 。(プロフ) - みみたさん» 私も初めて妄想を具現化させたのですが、楽しく読んでいただけたなら嬉しいです！！ (2020年8月6日 23時) (
レス) id: b314579e1a (このIDを非表示/違反報告)
みみた - 声優さんの妄想話は初めてでしたが、面白かったです。 (2020年8月6日 23時) (レス) id: d4b8067466 (このIDを非表示/違反報告)
ひかり 。(プロフ) - みーこさん» コメントありがとうございます！めちゃくちゃ嬉しいです(´TωT｀) ネタ出来てきたので、近いうちに更新しますのでお楽しみに！！ (2020年8月5日 20時) (レス) id: b314579e1a (このIDを非表示/違反報告)
みーこ(プロフ) - 完結おめでとうごさいます！とっても面白かったです！次の作品も楽しみにしてます！ (2020年8月5日 20時) (レス) id: 8b315f13e7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆずりは | 作成日時：2020年7月31日 9時
