【銀魂】沖田家の長女は変装をして真選組の女中になっているようです。

＃３６ ページ36

「あ、苗字さん。買い出しですか？いつもご苦労様です」





「山崎さん？どうも」





マヨで相手の顔が良く見えないが、声的に山崎さんだろう。





「今回は普通に呼んでくれましたね」





「え？あぁ…ふふ、そうですね」





またもやほのぼのとした空気が流れる。





「あの、苗字さん」





「はい？何でしょうか」





「あの…今度暇な時良ければいっ、」
「死ね土方ァァァァ！！」



ードッカーンッッー



「ギャッファァ！？てめっ、総悟ォォォォ！！切腹だコラァァァァアアッ！！」





「「……………」」





「……えっと、続き、どうぞ」





「あ、やっぱり良いです…はは…」





…まぁ、そんな空気は長続きする筈が無く。

山崎さんとはそんな感じで別れた。


………
……
…



「あっ」





マヨネーズを冷蔵庫に仕舞おうとすると、少しだけマヨが残っているチューブを見つけた。

もったい無いなぁ…





「トシに何か作ってあげよう！」





うん。それが良い。

でも、どうしようかなー…





「…お団子で良いか」





マヨ入り団子なんて、トシしか食べない代物だ。

食べたトシがどんな反応をするのか。そんな事を考えながら、お団子作りに取り掛かった。

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