【銀魂】沖田家の長女は変装をして真選組の女中になっているようです。

＃３２ ページ32

その後無事屯所に着いた私。

帰ると既に戻っていた山崎さんが飛んできて、謝られた。別に気にしなくても良いのに。





「やっと帰ってきたかィ、メス豚」





…何でアイマスクしたまま歩けるの？

てかメス豚って何。





「____...総悟ォォォォォオオオッ！！」





突然遠くからトシの怒鳴り声が聞こえた。

どうしたんだろう。





「おーおー。帰って早々マヨ啜るなんざ、よっぽど暇なんだねィ」





…あー。なんか察したわ。





「はぁ…で、何か御用ですか？」





ゲスい笑みを浮かべている総悟に問う。





「別に」





「は？」





「だから特に用はねェっつってんでィ」





何それ。時間の無駄じゃん！！





「そうですか。じゃあ、私はこれ、でッ！？」



ードンッー



「……何のつもりですか」





「…別に」





「はぁ！？」





もう何なの！？背中痛いし…！

てか顔近い！

い、いや、仮にも姉弟な訳だし、ドキドキはしない…け、ど……ッ





「ぅ…ぁ…///」





「…っ！？」





なんでこんなにドキドキするの…ッ！

顔あっつい…





「…っもう離して下さいッッ！」





総悟を思い切り突き飛ばし、足早にその場を去った。





「…何でィ、…アレ…」

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