#12 ページ12
「…胸、デカいアルナ」
「何言ってるの神楽ちゃんっ!?」
咄嗟に手で覆い隠す。
隠しても尚ガン見してる。
「ホントにボンキュッボンだったネ。羨ましいアル。私も早くマジでダイナマイトボディの女、略してマダオになりたいヨ」
「へ、へぇー…」
「きっと2年後位にはマダオになれるよ」と励ませば「当たり前ネ。私を誰だと思ってるアルか」と返ってきた。
かぶき町の女王神楽様です。はい。
「それよりも、Aの髪長いアルな。どん位切ってないアルか?」
「あー、髪?んー…2年位?」
もう背中辺りまで伸びてしまった栗色の髪。
面倒くさくてずっと切ってないや。
「ふーん。でもAは髪長い方が似合ってるアル」
「そ?ありがと」
濡れた神楽ちゃんの髪を撫でる。
「あっ!私が髪洗ってやるアル!」
言うや否や神楽ちゃんは私を椅子に座らせた。
お尻痛っ。
「いてて…じゃあ私は神楽ちゃんの髪洗ってあげるよ」
「ウン!」
神楽ちゃんはセミロングだから、私みたいな長い髪を洗うのは初めてらしく少したどたどしかった。
「出来たアルッ!ホラA!しっとりさらさらネ!」
「ふふ、うん。ありがと」
結構髪抜けた。頭皮が痛いわ。
ま、いっか。
「じゃあ次は私の番ね」
シャンプーを手に取り神楽ちゃんの髪を洗う。
…懐かしいなぁ。よくミツバと総悟の髪洗ってたっけ。
「A慣れてるアルな」
「まぁね」
「クソサドの髪とか洗ってたアルか?」
神楽ちゃんが総悟の事クソサド以外で呼んだ事って無いよねー…
ちょっと悲しい。
「洗ってたよ。10歳ぐらいから反抗する様になって、それから洗って無いんだけどね」
あの時はショックだったな。
「へぇー…クソサドはガキの頃から生意気だったって事アルな」
「なんか違う気がする」
浴槽に入ってからも、お互いの昔話をしていた。
神楽ちゃんにはお兄さんが居て、自分とお母さんを残して出て行ってしまったという事も、悲しそうな表情で話してくれた。
これからは、私が神楽ちゃんを支えて行きたいなと思いました まる。
アレ?作((ry
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麒麟(プロフ) - ネタが多くて面白いです (2016年12月25日 13時) (レス) id: b0311b2dea (このIDを非表示/違反報告)
ことりのおやつ(プロフ) - 亜梨朱さん» はいっ!!(`・ω・´)キリッ (2015年8月30日 23時) (レス) id: 31c11abceb (このIDを非表示/違反報告)
亜梨朱(プロフ) - 頑張ってください!! (2015年8月30日 23時) (レス) id: e7a369f580 (このIDを非表示/違反報告)
ことりのおやつ(プロフ) - 亜梨朱さん» ありがとうございます!!合作も見て下さったんですね!ありがとうございます!!頑張ります!ヾ(*´∀`*)ノ (2015年8月30日 23時) (レス) id: 31c11abceb (このIDを非表示/違反報告)
亜梨朱(プロフ) - めっちゃ面白いです!二つの血を引いた姉も見ました!更新ファイトです(o^∀^o) (2015年8月30日 23時) (レス) id: e7a369f580 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ことりのおやつ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Sougo09201/
作成日時:2015年6月27日 21時