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#2 ページ2

全くあの子は朝から貧乳だのブスだのブスだの。

あれ、私ここに入ってから総悟に"ブス"とか"貧乳"とか"貧乳ブス"とかしか呼ばれてなくない?

もう半年経つよ?





「…………」





足を止めて物思いにふける。

あれ、マジで?

…帰る日になったらシメる。

ミツバに一年したら戻るって約束したからね。

…もう、居ないけど。





「ミツバ、元気かなぁ?」





……今度、手紙でも書くかな。


………
……



Aが去った後、廊下には沖田が眉を顰め立っていた。





「…なんでアイツが姉上の名前を…」





「オイ総悟、なにんな所に突っ立ってんだ」





そこに現れたのは、土方。





「…何でィ土方さんか。死ねよ」





「んだとテメェ!」





沖田はいつも通り土方に突っかかる。





「…土方さん」





「あ"ァ?なんだ」





「…アイツが、姉上の名前を呟いてたんでィ。"ミツバ"、って」





Aの消えた方向を見つめる沖田。

土方はそんな沖田を見て眉を寄せた。





「アイツって…苗字の事か。……別に、ミツバなんて名前そこら辺に居るだろ。家族とかなんじゃねェのか」





…"家族"、と言うのは間違っていないが、土方は別の人物として捉えている。





「…そうだと良いんですがねィ。…なんだか、懐かしい気がするんでさァ。雰囲気が…どこか姉さんに似てて、たまにどう接して良いか分からなくなるんでィ」





「それは、」





正直土方もその違和感は感じていた。

…雰囲気もさる事ながら、ふとした仕草や、癖がAに似ている、と。





「もしかしたら、」
「人違いだろ」





沖田の言葉を遮りそう吐き捨てた土方は去っていった。





「人違い、ねェ…」





沖田はそんな土方の背を見つめていた。

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麒麟(プロフ) - ネタが多くて面白いです (2016年12月25日 13時) (レス) id: b0311b2dea (このIDを非表示/違反報告)
ことりのおやつ(プロフ) - 亜梨朱さん» はいっ!!(`・ω・´)キリッ (2015年8月30日 23時) (レス) id: 31c11abceb (このIDを非表示/違反報告)
亜梨朱(プロフ) - 頑張ってください!! (2015年8月30日 23時) (レス) id: e7a369f580 (このIDを非表示/違反報告)
ことりのおやつ(プロフ) - 亜梨朱さん» ありがとうございます!!合作も見て下さったんですね!ありがとうございます!!頑張ります!ヾ(*´∀`*)ノ (2015年8月30日 23時) (レス) id: 31c11abceb (このIDを非表示/違反報告)
亜梨朱(プロフ) - めっちゃ面白いです!二つの血を引いた姉も見ました!更新ファイトです(o^∀^o) (2015年8月30日 23時) (レス) id: e7a369f580 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ことりのおやつ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Sougo09201/  
作成日時:2015年6月27日 21時

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