今日:3 hit、昨日:0 hit、合計:3,468 hit
小|中|大
…8 ページ9
「うぅ…私全然可愛くないじゃん…」
私は顔をうつ伏せにして言う。
休み時間中、私は暗めに今朝のことを夏帆ちゃんに伝えていた。
「よしよし、Aはどんなことしても可愛いから大丈夫だよ」
「可愛くないもん…」
夏帆ちゃんが私の頭を撫でていると、私はうつ伏せになりながら首を横に振る。
「意識し過ぎだよ。晴樹を見てみ?」
私はそう言われて、加島くんの方を向く。
加島くんは、仲が良い男子と一緒にふざけ合っている。
「彼奴、今朝そういうことしてても、気にしてなさそうだし大丈夫だよ。だから、Aもいつも通りにしてればいいよ」
「夏帆ちゃん…大好きっ!」
私は席を立ち上がって、夏帆ちゃんに抱きつく。
「もう私の方が好きなんだから〜!」
夏帆ちゃんは嬉しそうに、抱きしめる力を強くした。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
2人がお気に入り
2人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:咲乃ほしは | 作成日時:2020年3月6日 15時