十四話 ページ17
歌仙「主……」
貴方「えっ…嗚呼…うん。わかった。気を付けるね…少し考えたいから五虎退、席を外してもらって良いかな」
五虎退「分かりました。……あの、その……審神者さんのお名前、教えてください…お名前でお呼びしたいです」
貴方「私の？いいよ。私は………椿だよ。宜しくね」
五虎退「本当のお名前は？真名は何と言うんですか？」
貴方「え？」
五虎退「前の……主さまは教えてくれたので…信頼してくれてたんです。だから、これから仲間になりますし、教えてくれませんか？」
貴方「そ、それは────」
歌仙「幾ら仲間になると言っても僕らは「審神者」と「刀剣男士」だ。本当の名は知ってはいけないし、教えてはならない。」
五虎退「で、でもっ───」
歌仙「それはいけないことだ。」
五虎退「っ……ご、ごめんなさいっ…僕は広間で待ってますね…」
五虎退は走る様に出ていった。
歌仙「絶対に真の名は教えてはならないよ。この本丸の子達にも、他の審神者にも。」
歌仙「そして、この僕にも────だ。」
貴方「う、うん。わかった」
歌仙「僕らは元はただの喋らぬ、動かぬ物だった。ただの刀だった。然し今は心があり、動け喋れる……何時だって君を自分達の神域に連れて行って隠せるし、殺せるんだ」
歌仙「其れを肝に銘じておくんだよ。主」
歌仙は諭すように話してくれた
わかっている。幾ら信用出来る初期刀と言えど神である事──「神隠し」が出来るということ
私達を結んでいるのは「契約」、そして「主従関係」という絆だということ
忘れた訳では無い
彼らは神で私より遥かに力が有り、本来人が気軽に話し掛けていい存在では無いこと。
そんな神を従わせることが出来るのは、私が「審神者」と言う「主」である事
彼らが「物」であった故なのだ───
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ゆきな(プロフ) - 敵をやる時おしえてくださいね！手伝います！← (2019年7月6日 15時) (
レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
ソリのルドル・タ(プロフ) - キリンの妖精、キリンロングさん» コメントありがとうございます。そう簡単に仲間になってはつまらないでしょう？なので刀剣男士達が引っ掻き回します。どうぞ遠回り回り道で慌てふためく主人公をお楽しみください (2019年5月18日 22時) (レス) id: e72589f8de (このIDを非表示/違反報告)
キリンの妖精、キリンロング - このあっさり仲間になってくれない感じが良いですね！ドMじゃないですよ！！ (2019年5月17日 2時) (レス) id: 390c1ef0c5 (このIDを非表示/違反報告)
ソリのルドル・タ(プロフ) - みつるさん» みつるさん、コメントありがとうございます。これからも精進してまいります。初めてなものでどう書けば良いのかも分かっておりませんが頑張ります (2019年5月15日 14時) (レス) id: e72589f8de (このIDを非表示/違反報告)
みつる(プロフ) - すごく惹きこまれる話ですね！続き楽しみにしてます！ (2019年5月15日 3時) (レス) id: 0d11e38036 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：そりのルドル・タ x他1人 | 作成日時：2019年5月13日 21時
