立派になるために (ページ5)

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初めての授業ページ5

今日は外で初めての授業をやる日だった
今日から迎えが無くなるので自分で外に出る

「全員集まったなじゃあ授業を始めるぞ」

班長のビリーからいろいろなことを聞いていた
説明書を読んでいたのである程度は分かっていたけれど、こんなに多くの部屋があるなんて思ってもみなかった僕はとても驚いた。

「ここはなんの部屋なんですか？」
僕はビリーに尋ねた

「あぁここは学びの間だなこの服はポートレイトといって『顔』としての役割を担う時に着るぞお披露目の時に着ることになるなうちの班だとリッキーとショーンとレアはまだだな」

「えぇ？！リッキーもまだだったんだね！同期としてよろしくね！」

ショーンは知っていたけれどリッキーがお披露目がまだだとは知らなかった。
「……」
ふいとそのまま顔を背けられてしまった
どうやら向こうは仲良くするつもりは無いようだ。
なんて意地悪な生き人形だろうと思いつつ、僕は授業を聞こうとする。

その時

チリンチリンとベルのような音がどこからが聞こえてくる。
なんの音だろうと疑問に思った僕は聞くことにした。
「これってなんですか？」

「……亡霊だ」
ビリーが焦った様子でそう答えた。