60話 ページ32
「何たって俺と岩ちゃんは阿吽の呼吸だからね!」
「チッ……ぜってぇ俺のが早かった」
「いやいや及川さんのが早かったからね」
「騎馬戦終わりましたー」
騎馬戦が終わった矢巾さんが戻ってきた。次は私達の番だ
「おぉーおつかれー」
「次、借り物競走ですよ」
「あ、俺らだ行こ春音さん」
『……』
「頑張れよ〜金田一」
「はるちゃん頑張れー」
「はるちゃん頑張ってね!」
「金田一頑張れよ」
「春音さん頑張って」
「はい!」
「春音」
『!……』
岩泉さんに呼ばれる。振り返ると拳をを前に出してる岩泉さん
「1発かましてこい!」
『!……』
深く頷き、岩泉さんの真似をするように拳を前に出す。皆に声援に見送られ、金田一くんと一緒に定位置へと着く
「次は借り物競走です、女子から先に行います」
「春音さん頑張って」
『……』
金田一くんに見送られて、トラックの内側から2番目に並ぶ。緊張する……
「はるちゃーん!頑張れ!」
「春音さん!俺を借りてくださーい!」
「いや!俺を!」
『……』
いつもと同じ……知らない人からの声援。でも今日は違う
「はるちゃん頑張れー!」
「ファイトー!」
「借りるならこっちこーい!」
バレー部のみんなからの知ってる人からの声援があること……いつもより頑張れる気がする
「位置についてよ〜いドン!」
ピストルの音が鳴って、一斉に走り出した。今私は3位……借り物競走だから早く見つけた方が有利……私は目の前にある紙を取った
「さぁー始まりました!借り物競走!おーっと!なんと学園のアイドル!“高嶺の花”春音さんが居ます!春音さーん!俺のとこ借りにおいで!」
「なんだよあの実況」
「はるちゃん困ってんな」
「もぉーはるちゃんに変なこと言わないでほしいよね」
「お前も大概だけどな」
『!……』
紙を開けて見た……そしてその髪に従事た相手を見つけるため私は辺りを見渡した
『(この人しか居ない……)』
「春音さんが走り出した!借りるものを見つけたのか!?向かった先は……!?」
「はるちゃんこっち来てんな」
「イケメンって書いてあったのかな!よし及川さんに任せなっさーい!」
『……』
「ん?」
「「え?」」
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モミジ - お久しぶりです!DS没収中なのであまり見れませんがこれからもよろしくお願いします。合格出来るように頑張ります!私の行きたい高校は県内でも結構頭がいい方なので頑張らないといけないんです……でも、行けるように頑張ります! (2016年10月3日 0時) (レス) id: 05ec14874e (このIDを非表示/違反報告)
無気力boy(プロフ) - モミジさん» 合格できるよう頑張ってください…… (2016年9月26日 6時) (レス) id: 93bd59564a (このIDを非表示/違反報告)
モミジ - はい。でも私が高校に合格すればスマホをもらえるので高校生になればこんなこと気にしなくていいのですが…… (2016年9月26日 1時) (レス) id: 05ec14874e (このIDを非表示/違反報告)
無気力boy(プロフ) - モミジさん» ありがとうございます……無理をせずに見てくださいね…… (2016年9月25日 23時) (レス) id: 93bd59564a (このIDを非表示/違反報告)
モミジ - なのであまりコメントできなくなりますがこれからもよろしくお願いします。更新頑張ってください! (2016年9月25日 20時) (レス) id: ab5bfb8861 (このIDを非表示/違反報告)
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