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31話 ページ2

「それじゃあ練習始めよっか、春音ちゃんは椅子出してあるからそこで見ててくれたらいいよ」

『……』

青城のバレーどんな感じなのかな……


「まっつん!」

「はいよ!」

『(すごい……!)』

みんな凄いな……。チームワークがしっかりしていて、一人一人のレベルが高い。岩泉さんは多分エースなのかな……?


特に目に映るのは及川さん。選手1人1人の力を最大限に生かしている気がする。あまり詳しいことは分からないが、スパイクを打ってる人達が気持ちよさそうに打っているから多分打ちやすいんだろうな……


『(ドリンク作りとか……手伝った方がいいのかな……)』

私はそれくらいしか出来ることないし……確か、外に出てった人が居るから手伝いに行こう……私は水道の方へと向かった。



……



水道の方へ行くとボトルを洗っている人がいた。あれは……矢巾さん……?黙々と洗っている矢巾さんに気づいてもらえるように肩をつついた

「うえぇ!?」

『!!』

「え、何!?って……春音さん!?」

『……』

「なんで!?ここに……」

『……』

ボトルに指を指し手伝いにきた旨を伝える

「ドリンク?もしかして手伝いに来てくれた感じ?」

『……』

「いやいやいや!いいよ、俺だけで出来るし、今日春音さんは見学なんだからさゆっくり見てってよ」

『……』

「でも……」

矢巾さんは中々折れてくれない……どうすればいいんだろう……



「口にしないと何も伝わんねーべ」




『……!(口にしないと何も伝わらない……)……(大丈夫ちゃんと話せる……)あ、の……』


「え……?」

『選手だから矢巾さん……は……練習してて……ください……私……やります……』


言えた……ちゃんと伝えられたかな……


「え、今春音さんしゃ……喋っ……」


『……?』


「ありがとうございますっ!」


『!?』


「え、今俺サイコーじゃん……」


『……?』


「あ、ごめんっ!その……声聞けたからさ」


『?』


「春音さん喋らないからさ……やっぱり俺達のこと怖いのかな……とか思ってて……だけどこうやって話せて嬉しい!」

『!』


「せっかく春音さんが勇気出して話してくれたから任せようかな」


『!!』


「大丈夫?」

『!』


「じゃあよろしくね!なにかあったら呼んで」

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モミジ - お久しぶりです!DS没収中なのであまり見れませんがこれからもよろしくお願いします。合格出来るように頑張ります!私の行きたい高校は県内でも結構頭がいい方なので頑張らないといけないんです……でも、行けるように頑張ります! (2016年10月3日 0時) (レス) id: 05ec14874e (このIDを非表示/違反報告)
無気力boy(プロフ) - モミジさん» 合格できるよう頑張ってください…… (2016年9月26日 6時) (レス) id: 93bd59564a (このIDを非表示/違反報告)
モミジ - はい。でも私が高校に合格すればスマホをもらえるので高校生になればこんなこと気にしなくていいのですが…… (2016年9月26日 1時) (レス) id: 05ec14874e (このIDを非表示/違反報告)
無気力boy(プロフ) - モミジさん» ありがとうございます……無理をせずに見てくださいね…… (2016年9月25日 23時) (レス) id: 93bd59564a (このIDを非表示/違反報告)
モミジ - なのであまりコメントできなくなりますがこれからもよろしくお願いします。更新頑張ってください! (2016年9月25日 20時) (レス) id: ab5bfb8861 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:無気力boy | 作者ホームページ:http  
作成日時:2016年9月13日 8時

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